復帰

世の中にはとんでもなく不条理な不幸に見舞われている人が
たくさんいらっしゃって
そんな社会で私ごときが嘆くのはある意味おこがましくはあるのだけれど
非常につらい

何ヶ月経過したか確認すらしていないけど
ざっとあらましを述べると

多くの知人の勧めでyoutubeに手を出す
ひさびさに毎日がたのしい
登録者は思うほど伸びないが
100投稿まではと
やらないよりましレベルの編集をしたり
サムネ作る

ある日、編集をしていて
半身麻痺を感じる
救急搬送
TIA
(嫌煙家の方々には申し訳ないが)
長年、人生の節目であり里程標ですらあった喫煙をきっぱりやめる

幸い後遺症ほぼなし
知人の会社で週3勤務させてもらう

人間関係に気を遣いつつも
なんとかこなす
当初年内のノルマをあっという間に終わらせてしまう
今思うとこれがいけなかった
いや、このときも、罪悪感ギリギリのところで
手加減(セーブ)していたのだが
それでも才とスキルはそれを凌駕してしまっていたらしい
(これは自慢ではない なぜならそのせいで不幸に陥るのだから)

ゴールが動くようになる
さらにノルマさえ達成していれば文句は言われなかったのが
チームワーク中の会話や談話などまで制限されるようになる
(それがなければもっとできるだろうという誤解と精神主義)
チームの構成人数を減らされる

結果 職場も仕事も苦痛でしかなくなる
友人との関係も当然微妙に

さらに愛用のPCが壊れるなど
代用品を購入するも
それなりの金額を費やしたのに
思っていたものと違っていたり

そんな頃、本業での久々のオファーが
喜び勇んでとりかかるも
ただでさえ難しい企画であるところに
数年間のブランクが重なって
なかなか腰が上がらず
ようやく動き始めるも四苦八苦
完成品も使い物にならず

そんな折に
今度は
数年前にそれなりの価格と時間と痛みと引き換えに
改善した身体のある部分が損傷
引き続き
こちらは投資前だったものの
だましだまし用いていた部分が限界に

死ぬ気はありません
死ぬのは怖い
なくなるのは怖い

でも既に3年間ほど続いたこんな日々が
これからも続くとしたら
かなしくてつらくてさみしいのです。

神仏にも何度もおすがりしました
相談できる人 心当たりはほぼほぼ

万が一にも
数年、数十年のち、私が旅だった後に
こどもがこれを見つけて
あのときあんな心境だったのかと
(いや、それはないな。
わかっていて「それはそれ」的な発想ができる子たちだから)
私よりはマシででもしんどい状況下にある方が
これをご覧になって
「ああ、この人よりはまだ報われてる、
なんとかもう少し頑張ってみるか」
と感じていただけるような材料になればと

あとはお祓いじゃないけれど
私自身こうして書き留めることで
外に持っていくという意味合いも。

いまの支えは
二十年ほど前に
当時の状況と来たるべきことをズバズバ当てられた占い師さんから言われた
「あ、でも、晩生は幸せですよ」
の一言。

もっとも裏を返せば
幸せを感じたら
終りが近いということでもあるのだけれど。



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