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くその足しにもならないblender講座10(パノラマ360°書き出しの設定)

なんとか10回更新できました!888 ←いつか使ってみたかった伊藤です。

さて、本日はblender cyclesでパノラマ360度画像の書き出しについてです。

最近はVRなどの発展に伴って、建築業界でもパノラマビューを利用する場面も増えてきているのではないでしょうか?

bender cyclesでもパノラマ書き出しが可能なので、静止画と動画の両方を記載していきます。

以下のシーンで試してみます。

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【①静止画の書き出し】

パノラマビューの設定はとてもシンプルです。カメラの位置を空間の中心くらいに配置し、カメラの設定をタイプーパノラマ状に設定し、パノラマタイプを正距円筒図を選択した上で、レンダリングをすると360°の画像を書き出すことが可能です。

スクリーンショット 2020-04-26 17.59.54

完成した画像は、RicohのTHETAやgoogleフォトなどを含む、様々なサービスで見ることができるので、お好みのサービスで試してみてください。

02のコピー

【②動画の書き出し】

アニメーションの設定をすれば、360°動画の書き出しも可能です。カメラを移動させるだけのアニメーションであれば、カメラを選択し右クリック、キーフレームの挿入で位置を選ぶと設定できます。(例えば0で位置設定、150で別位置を設定すると、その間を補間するようにカメラが動きます)

スクリーンショット 2020-04-26 18.00.48

スクリーンショット 2020-04-26 18.01.12

スクリーンショット 2020-05-15 16.28.38

書き出した動画をvimeoにアップしてみました。画質は高くはないのですが、グリグリ回して見れると思います↓


こういった工夫一つで、表現の幅が広がるかもしれませんね。

なんとか10回目を迎えることができました。

なんやかんやどうのこうのやってますが、平たく言うと嬉しいですね。

以上。10回伊藤でした。再見!

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