ソロメスティンを使った七草がゆの作り方
年始向けに作ってみた、メスティンで簡単に七草がゆがつくれるレシピです。
七草入れなければふつうにお粥になるので、キャンプの朝は華麗に朝粥を決めるのもよいかもしれません。
キットです。ソロ用のセット(三千円の方)には米二合(300g)に七草がゆ1パック(二人前)
フルセット(五千円の方)には三パック(六人前)つきます。
ノーマルメスティン(二合炊き)なら、米100gに水400mlが作りやすいと思います。メスティンに米を計っていれ、水をいれて吸水(夏場三十分冬場六十分程度)させます。
ミニストーブに固形燃料(25g)をセットし、火をつけてからメスティンを載せます。
蓋をきっちり閉めるとふきこぼれるので五ミリ程度隙間を空けてください。
沸騰して蒸気が吹き出したら、一旦蓋をとって、メスティンの底の方からひっくり返すように米を混ぜ、再び蓋をして(隙間を空けて閉める)火が消えるまで待ちます。
火が消えたら、付属の七草がゆのもとを入れてまぜます。
七草がゆのもとには塩が入っていますが、味見して薄いと感じたら、お好みで付属の塩をお使いください。
放っておくと米が水分を吸ってぐちゃぐちゃになるので、なるべくはやく食べた方が美味しいと思います。
正直「正月だし、七草がゆでも出してみたら売れるかな?」くらいの気持ちで作ってみたのですが、食べてみたらびっくりするくらい美味しかったのです。
米の旨味甘味がストレートにあらわれて、「お粥ってこんなに美味しい食べ物だったのか」と感動しました。
商品として販売する以上、「お粥」というシンプルなものはなかなか売りかたが難しいのです。どうしても「海鮮粥」だとか「中華粥」みたいに分かりやすく美味しいものの方が人目を引くと思いますが、ちゃんと作ったらシンプルな粥程美味しい料理はそうないと思います。
年末年始のごてごてしたご馳走を飽食した後に、七草がゆのような極限までシンプルなおいしさを改めて味わうという風習は、なかなか良くできたものだなあ、と改めて感じました。
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