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迷いの優先順位

どーでもいいことは迷わない方が楽だと、いまさら気付く。
私はね。
いろんなことをゆっくり迷いながら楽しめる時間は贅沢でいい時間。
楽しめる迷い時間は迷うことも込みで楽しんでいるからいいのだ。
昔、東京大丸デパートの地下でお惣菜やワインやチーズを一人で選んでいるときは
まさにそんな時間だったわぁ……。美しいサラダやケーキ、よだれが出ちゃう唐揚げ、幸福のかおりに包まれるベーカリー。

もうしばらく行ってないなぁ。

今朝母親が何かを迷っていた。何かと何か、どっちがいいかな?それが何だったのかすら思い出せないのだが、その時に、
どーでもいいことはルーチンで決めちゃえばいいのにね。って思ったことだけが残ってた。

今日のごはん。

このテーマで彼女はいつも迷っている。そしてその迷いは楽しくはなさそうだ。
もう何十年もやっていれば楽しくもなくなるかもしれないが、だったら献立決めちゃえばいいのに。
って思って、前にそう言ってみたら
「いいの、いいの、そういうのはめんどくさいからいいの。」

私からしたら何十年も楽しくないこと迷ってる方がめんどくさい。

もしかしたら楽しくなさそうに見えて楽しんでいるのかもしれない

彼女には何かを人に聞くくせに、その答えを聞く耳を持たないという性質がある。
彼女に言わせると、私がそうらしいけど。知らんけど。
だから何かを聞かれても、あんまり真剣にコメントするのは藪蛇なのだ。
ただ、あんまりそっけないと拗ねてしまう。めんどくさい。

私だったら誰かに何かを聞いて欲しい時は、ラジオに投稿する。
誰かが読んでくれる。それってなんだか心強い。それに知らない人ってところもいい。相手は読むのが仕事だから、申し訳ない気持ちも少なくて済む。

話が逸れてしまった。迷いの優先順位。
子ども時代はたくさん迷えばいいと思う。でも私はそろそろ人生の半分。だからもう、どーでもいいことに迷うのはやめようと思う。
手始めに、いつも使うものをamazonの定期便にしてみる。
どれを定期便にするかは、いつも同じブランドのものを使っている、もしくはブランドなんてどーでもいい、に当てはまるかどうかで決める。
コーヒー、ルイボスティー、洗剤、リステリン、ティッシュ、トイレットペーパー、などなど。
ボディソープは迷いたいので除外。たまに冒険したいしね。

そう、迷いたいものを迷う、それが私の迷いの優先順位。
そうすることで、少し軽くなった気がする。

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