見出し画像

コンタクトレンズを食べた話

あるトークライブで、外したコンタクトレンズを食べる習慣を持つ男の小説が紹介されていた。

その日の夜、私は外したカラコンを捨てようとしてゴミ箱の蓋を開いた後、ふとそのことを思い出しそれを口に入れてみることにした。ライブの余韻に浸りながら。

ワンデーのソフトコンタクトレンズは、無味で噛むには薄すぎた。折りたたみ何枚か重ねてようやく噛めるくらいの分厚さとなった。



食感は茎わかめみたいだった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?