呟き日記 vol.29 魔法のことばって信じる?

横なぐりの大粒の雨が窓を叩きつけてる。
まるで誰かの嘆きとか、叫びとか、哀しみみたいだ。
明日は晴れるだろうか。

週明け。昨日から全体的に心に余裕がなかった。
そんなとき、気持ちが沈んだり、とにかく明るく振る舞えないとかそういうのを、なんとかしたい。
大人気ない行動を取りたくない。なんだか情けなかった。
こういうとき、人と関わる仕事はしんどいなぁと思う。だけど、そんな澱みから救ってくれるのもまた、人だから、ひとりで生きていくことなんてできないんだよなぁとも思う。
久しぶりに夜寝をせずに朝までぐっすり眠った。途中暑くて起きたりしたけど、こんなにしっかり睡眠をとったのいつぶりだろう。
気の済むまで眠ったら、少しだけ昨日までの鬱陶しさがマシになった気がした。
こうやって手探りだけど、ひとつずつ調えていくしかない。

日々、色々色々あるけど、今のところこののんびりした暮らしが結構気に入ってるし、気楽で生きやすい。ここ数年でやっとやっと、納まるべきところへ落ち着いてきたようなかんじがする。
もちろん、ひとりで生きていくことはできないというのは大前提の上で。
こんな風に言うと、強くて芯があるとか、しっかりしてるとか、そんな風に思われたりするけど、べつにそうでもないしそんなわけない。
ただすこし、たまたま他人と言葉択びがちがったり、誰かの気持ちを一歩踏み込んで考えることができたり、それだけだ。
わたしだって、誰かの背中を押したりするだけじゃなく、じぶんの背中も力づよく押してもらいたいんだよ。

ここ最近、夜ごはん食べてからのほっと一息のコーヒータイムが全然取れてなかった。
疲れてそのまま眠ったりしてたし、生活に流されすぎてた。
わたしにとってこの時間こそが、少しずつずれていった心を整える時間だったこと、忘れちゃってたな。

今日からまた、ゆとりをもって、余白をもって。