呟き日記 vol.48 鮮やかな鎧

書き残したかったのに、うまく言語化できそうになくて、別に敢えて残す必要もないか〜って思ってたんだけど、海のはじまり4話を見て、やっぱり残したいと思って。

ここ最近、というかまあ、今年に入ってから(主に)、自分と向き合うみたいなことを意識的にするようにしてる。つらくて苦しいことに蓋をして見なかったフリをすることをやめたいと思って。
どうしてつらいのか、なにが嫌なのか、苦しさの理由は?
立ち止まって向き合うのは、向き合う癖がついてない分それはそれはしんどい。だけど、嫌でもその一瞬でも立ち止まれるから、その後の立ち直りというか持ち直しというか、そういうのははやい気がする。小さいけど大きな気づき。
そんな些細なことの繰り返しの日々。
自分の生活の中でしんどさが多く出るのはきっと職場で、不仲とか、多忙とか、そんな表面的なことじゃなく、もっと根深いところにあるしんどさ。
勤め始めたときは今思うとこんなことでいちいち突かれてたのか〜くだらんな。と思うことばかり言われてたけど、8年目になるとそんなのはいつの間にか消え去って、この人と必要なこと以外で会話する日なんてくるのか?と思ってた人ともごくごく普通に親しく会話してる。結局そんなもん。って思うけど、8年の積み重ねって、やっぱり大きいよ。
どれだけ気兼ねなく話せても、人間としてすきだなこの人、と思う人でも、それなりの歳月を重ねないと越えられない目には見えない壁ってある。
事ある毎に感情で立ち振る舞う人にはまったく大人気ないなぁって思うし、肝心なところで自分の意見が言えずヘラヘラしてる人にはなんだか頼りないなぁって思うし、絶対にその人は悪くないのに言われても黙ってじっと耐える人にはなんでもっと反論しないのって思う。思ってた。
だけど最近、本当にふと、『あ〜もしかして、これってみんな、自分を守る術としての無意識の行動なんじゃないか』って思ったりして。そしたらなんだか、べつに他人の言動でいちいち自分の心を振り回されたりする必要ないじゃん!って。
今まで人に対して抱いてたなんで?って部分って、マイナスポイントばっかりだったけど、そうじゃなかったっぽい。
みんな、自分で自分のことを守ろうとしてて偉い。

だからこそ、自分のあまり好きになれない部分も丸ごと、ちょっとだけ愛おしく思えたりする。