呟き日記 vol.15

なんだか最近、やけに疲れている。
おまけに仕事も無駄に忙しい感じだ。
早めに布団に入っても、湯船に浸かっても、美味しいおやつを食べても、調子がいまひとつ上がらない。季節のせいかと思っていたけれど、すこし違ったみたい。気分が落ち込むようなことはあまり言葉として遺したくないなぁといつも思っているのだけど、じぶんをそれなりに保つためには多少は必要なことなのかもしれない。早く日だまりのような穏やかな天気が続いてほしい。しばらくは雨予報だから。

Instagramをやめて1ヶ月くらい経った。1ヶ月間はアカウント復活期間だったらしいけれど、その必要もなく無事にさようならした。そこには仲の良い人や親しい人しかいなかったけれど、それでもひとつでも不本意な世界との繋がりを少なくしたかった。後悔するならば、基本的にdmでしか予約を受け付けていなかったお気に入りのバルへもう行きづらくなってしまったことや、遠方の為きっと会えることはないであろう憧れの管理栄養士の方との連絡の手段がなくなってしまったことや、きっとまたいつか、気まぐれで開かれるであろうあの素敵な間借りカフェの予約や問い合わせが気軽にできなくなってしまったこと。そのあたりが、少しだけ後ろ髪引かれる気持ち。

心の赴くまま真っ直ぐな言葉で綴られている文章に出逢うと、たちまち心を掴まれる。見せようとすることと魅せようとすることとのバランスが絶妙だったり。それは、日記でも、エッセイでも、小説でもね。noteって多分、ずっとやめられない娯楽かも。

昨日の晴れた午後、パン屋の帰りに駅前の小路に植った桜にふと目をやると、何輪かが綺麗に花開いていた。
いつまで綺麗に咲いていてくれるだろうかと思いながらも、知らず知らずのうちに跡形もなく散り終わってしまっても、それはそれで綺麗だなぁと思ったりした。