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はじめまして。おなかとはたけ研究所です

まずは自己紹介

皆さんはじめまして。
ライター兼イラストレーターのコバヤシユウコと申します。
まだまだ駆け出し。日々奮闘中です。

活動を本格化させるのは、今春から。
イラストやライティングと合わせて
「おなかとはたけ研究所」という屋号で、いろいろなことに挑戦していきたいと思っています。

具体的には、
「おなかとはたけ」の「おなか」分野では、主に天然酵母のパンづくりと情報発信。

「はたけ」分野では、家庭菜園から始める自給自足生活の実践と発信です。

なぜそのような活動をしていくのか。
それは、わたしのバックボーンに理由があります。軸になっているのは、農家出身という点です。

農家の実情と街暮らしのなかで感じた疑問

日本ではどの地域でもそうですが、
わたしが生まれた集落も、我が家を含めほとんどが兼業農家。農業以外に仕事を持たないと食べていけない…。大人たちは、将来にこれといった明るい展望を見いだせず、若者は学校を出るとすぐにムラを出ていく。それが実情でした。

一方で、国の減反政策がすすめられ、集落には空いているのに作れない田んぼが所々ある。どうしてだろうと心の中で思いながら、そういうものなのだと思わせる空気があり、大人になると、わたしも例にもれず、街へ出ました。

便利だけど不自然な都会ぐらしのなかで、わたしは次第に気づきます。

自然と調和した暮らし。それが、わたしの幸せだと。

気付きを得ていく過程には、病と食事の関係、小麦アレルギー、食品ロス、アニマルウェルフェアの問題などについて、考えさせられる出来事が何度もありました。そしてそれらに対し、自分もできることをしたいと思うようになりました。

また、スローフードやフェアトレード、オーガニック、自給自足など、併せて出会っていった、幸せに繋がるさまざまなトピックも参考に、自分にできることを模索してきました。

天然酵母パンのおいしさを知り、自分でも焼きはじめたり、自然農の実践ができる畑を借りて野菜を育ててみたり…。失敗と挫折を繰り返しながら進みました。

生活に関しても、「買い物は投票」という意識に変え、なるべく安全で、ほかの誰かの犠牲のもとに出来たものではない食べ物や衣類を選んで買うように。とは言え、今でもその時々の、経済的な事情などで、すべてを理想の方向に変えられているわけではありません。また、体に良くないと分かっていても、たまには食べちゃうことだってあります。

この数年のさまざまな出会いから、ある程度の柔軟さや腹くくりも大切だと感じました。考えに固執するあまり、誰かを避難したり攻撃するのは違う。
ストイックになりすぎず、一般的な価値観や多様な考えを咀嚼しながらも、流されずに実践していきたい。これは良くないと思うときには、声も上げて。

できること、やってみたいことを束ねて挑戦!

そうした経緯から、今の自分に出来そうなこと、チャレンジしてみたいことを、少しずつ集め、束ねるイメージで、これから活動していきたいと考えています。

近年は、腸活ブームもあり、おなかの中で菌(微生物)が頑張ってくれるお陰でヒトは健康でいられることが広く知られています。
また、はたけ、つまり土の中にもさまざまな微生物が本来存在し作物の生育を助けてくれていることもわかってきています。

ゆくゆくは、おなかとはたけの良い循環を通して、健康で心地よい環境づくりをすすめ、その「環」を広げていきたい。自給率の低いこの国のそれぞれの人の自給率があがるように。そんな希望も抱いて。

まだまだ学びの途上で配信はゆっくりペースになると思いますが、酵母の発酵のように気長にお付き合いいただければ幸いです。

はじめていい感じに焼けたパン


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