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文句ばかりのお菓子作りvol.1

文句バナナブレッド

ってことで苦手克服プログラムを組みました

料理は好きですが得意ではありません
お菓子作りは嫌いだしめちゃくちゃ不得意です

と言っても料理が作れるよりお菓子が作れた方がコーヒーを仕事にしているものとしてはメリットがあるので頑張ってこの1ヶ月で得意科目に変えてみせます

最終目標は大好きなAKITO COFFEEのバナナブレッドです

AKITOさんで食べれるお菓子は全部美味しいのですが、ブレッドはかなりしっとりしてるにも関わらず、ふんわりとしているため浅煎りのコーヒーにも相性がいいんですよね。西川の枕のようです

【材料】

バター(本当は無塩がいい)    70g
三温糖            70g
バナナ小           3本
卵              1個
ナツメグ           少量
シナモン           少量
カルダモン          少量
バニラエッセンス       2滴
薄力粉            70g
強力粉            50g
ベーキングパウダー      5g

まずはバターと卵を室温に戻していきます
もうここで既に5時間くらいかかります

なのでお菓子を作る時はまず朝起きてバターと卵を出しておく必要がありますね

作業を始める前にオーブンを170度に予熱しておく必要もあります
前もって色々しておかなくてはいけなくて既にむすっとしています

気分が乗ってる時はハンドミキサーでまずバターをクリーム状にしていきます
今日はもう既に5時間待たされているので気分が乗らずただの泡立て器でがんばります

ベタベタしたバターが泡立て器から離れないのとボウルにベタベタくっつくのでイライラの相乗効果です

ここでどれだけ柔らかくバターを錬れるかに今後がかかっています

と分かっていても3分くらいすると腕が疲れてきてどうでも良くなってきます

クリーム状にしたバターに三温糖を加えていきます
しっとりの要素を出したいのでグラニュー糖よりも三温糖を選んでみました

本当に三温糖をいれるとしっとりするかは定かではありませんが、明らかに水分量が多いです

三温糖を入れることで先程よりも混ぜるのに力を必要とします。非常に疲れます

卵とバニラエッセンスも投入してさらに混ぜます
冷たい卵を入れるとバターと分離して失敗の原因となります
写真を見てもらうとわかりますがこれも少しだけ分離してて作り手のやる気を大きく損ないます

泡立て器からゴムべらに持ち替えます
ここもストレスのひとつです
洗い物も増えるし持ち手は若干ベタベタしてるし

パウダー類(薄、強、ベ、スパイス)を予め計量しておいて振るいにかけながらゴムべらでサクサクまぜていきます

粉っぽさが無くなるまでサクサク混ぜていきます
混ぜすぎると膨らまない原因の一つとなるので、ある程度までいったらすぐにやめる。やめ時がめちゃくちゃ肝心です
なのでお菓子作りは目が離せません

作っている最中で酒でも飲もうものならどんなにベーキングパウダーを投入しても膨らまないことでしょう

粉っぽさがなくなった生地に憎しみで潰したバナナ二本を混ぜ込んでいきます
ここも簡単にまぜあわせるだけです

今回はバター類を常温に戻している時に、型にクッキングシートを敷いて置いたのでイライラが少なくてすみました

1/3生地を入れたら荒く潰したバナナを乗せます

この時点で少し生地が固くて失敗の予兆を感じます。こんなに時間と手間をかけても失敗する時は失敗します

バターの練りが甘かったことが敗因です
もう少しトロっとさせたかったらはちみつを加えてもいいかと思いますがあとの祭りです

残りの生地も流し入れます

予め温めておいたオーブンに投入して170度で40分焼きます
40分散歩でもしていましょう

焼けました

思ったより膨らみました

すぐに型から取り出してラップで巻いて一晩寝かせてしっとり感を強くさせます

12時間と40分

これは1本のバナナブレッドが口に入るまでの時間です

そういえば型から外した時に半分に折れて悲しくなって、自分のせっかちさとバナナブレッドへの憎悪が増しました

途中で悲しくなりすぎて写真を撮る気力もありませんでしたが、翌朝起きて何も考えずに頬張ったバナナブレッドは少ししっとり少しふんわりしていて美味しかったです

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