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大学病院へ

父が他界した三日後、朝イチで乳腺クリニックへ行った。
乳腺クリニックの先生が父の事を心配してくれていて、亡くなった事を伝えると、目を潤ませながら話をきいてくれた。
先生の優しさに私もついつい涙が出てしまった。
ゆっくりしている時間は全くなく、検査結果のデータと紹介状をもらい、先生に心からのお礼を言って、その足で大学病院へ向かった。
ギリギリセーフで、なんとか受付時間内に滑り込んだ。

いやぁ〜、混んでるわ。
乳腺外科、激混みだった。

さて、ここからが私の乳がん治療の始まり。

この後、何度もこの病院で診察待ちをすることになる。
一番長い待ち時間は3時間半だったかな。。。
やっと自分の番になって先生の顔を見たら、ヘロヘロになっていて
かわいそうになってしまった。
そうだよね。先生も疲れるわ。

この日は先生と今後の治療についてザックリと話をし、いろんな検査を受けて、さらに他の検査の予約をとって帰った。

結局、私の乳がんはステージ1、左乳房浸潤性がんだった。
(追記:退院支援計画書が出てきた。病名には「左乳房上内側部乳癌」って書いてあった…テキトーな私^^;)
腫瘤の大きさは10mm程度、ホルモンを餌に大きくなるタイプ。
比較的進行の遅いものだった。


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