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地方公務員の給料が安すぎるのを解決するには火星への移住を進めればいいのか

友達とオンラインで雑談していて、日本の地方公務員の給料が安すぎるという話題になった。大卒でも手取りが17万円とかのこともあるらしい。ほぼバイトじゃん。それしかお金がなかったら日々の生活を送っていくのがギリギリで、子供を産んだり育てたりしていくのはかなり厳しいよなあ。

じゃあどうすれば給料が上がるのかを連想ゲーム的に友達と考えてみた。
-給料が上がらないのは、日本の経済が成長してないから。
-経済を成長させるためにはたくさん製品を売らなければいけない。
-製品を誰に売るのか。日本人?海外?
-日本の人口は減っているし、移民を受け入れそうもない。
-日本製品は海外マーケットを真剣に捉えずに他の国のシェアが多くなった。
-他の先進国、たとえばドイツやフランス、アメリカは移民を受け入れて人口を増やすか、製品を中国やインドなどの人口が増えている国に売って経済成長を維持している。
-でも今人口が増えている国で数十年後に人口が頭打ちになったら誰に製品を売ればいい?

案1 戦争や人為的な災害で人やモノを無理やり減らしてもう一度売る。
なんか陰謀論っぽいけど、実際にアメリカは世界大戦で自国本土はほとんどダメージを受けずに、荒廃したヨーロッパに物資を輸出して成長した。戦争や紛争が民衆の意見ではなく、特定の個人の意思で起こりうるということはウクライナでの戦争や中東での内戦の現状を見ればわかる。周期的に売っては壊して、売っては壊してを繰り返していけば経済は成長し続けられるかも?

案2 別の星に製品を売る。
たとえばイーロン・マスクがやろうとしてるように火星に人類が住み始めるようになれば、そこに製品を輸出することができる。火星の人口が地球と同じように飽和するまでは、地球の経済は成長することができる。もしくは地球の製品を買ってくれる宇宙人の星を見つける。でも地球が征服されるほど文明が進んでいなくて、なおかつ製品の取引が行えるくらいには知能がある宇宙人を探すのは難しいかも。

案3 資本主義に変わる新しい経済の仕組みに移行する。
製品を売らなくても経済が成長する、もしくは経済が成長する必要がない仕組みに変える。そもそも資本主義以外の経済システムを人類は十分に試してないのかも。資本主義の代替案として社会主義が盛り上がったのに、それが派手に失敗したから他の案を試しづらくなってるだけで、実はもっといい経済システムがあるんじゃないかという気がする。

現状の資本主義のシステムだと、たくさん作ってそれを誰かがたくさん買ってくれることで経済が成長する仕組みになっている。今までは買ってくれる相手がいて、それは自国、戦争で荒廃した他国、植民地、途上国だったけれど、地球全体で人口が飽和して需要が頭打ちになったときに、人類はどういう解決策を取るのか気になる。地方公務員の給料は、上がりそうもない。

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