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【子育て】たかが公式戦、って言うけど…

大人はね
たかが公式戦で
って言うけど

本当に「たかが」なのだろうか

今の子どもたちは
ゲームが大好きで

Switchやスマホで
毎日ゲームをしている

ゲームって
何回も何回もやり直せて
時間の許される限り
いくらでも挑戦することが出来る

少し話は飛ぶけれど

大学受験だって
今は何度もチャンスがある
同じ大学の同じ学部を
何回も受けることが可能なのだ

親としたらたまったものじゃない
受験料だけであっという間に20万は超える

だから一度しかない挑戦って
すごく貴重なものじゃないのかな

一回きりのことに全力投球することは
今の子どもたちにとっては
とても稀な環境なのではと
私は思う

だから
たかが公式戦
って考える大人は

今の子どもたちの環境を
全然わかってないのかなって思う


こどもたちにとって
その一回のチャレンジは

眠れないくらい緊張したり
思うように体が動かなかったり
ご飯も喉を通らない
だから
勝ったときの嬉しさも
負けたときの悔しさも
普通の練習試合とは
比べ物にならないくらい大きいんだ

なにも試合に出ることだけが全てでなくて
その場でその仲間と共に過ごした
その一瞬が
なにものにも代え難い
大切な宝物になる

もちろん
そうは思わない人もいるかもしれないけどね

こどもがトイレから出れないことも
お皿に残ったご飯を見ても
母たちはそれでも何も言わず
ただ黙って見守って
こどもを見送るんだ
そして
こどもの頑張る姿に
感動をもらって
ありがとうって思うんだよ

コーチとして指導する立場の大人なら
もっと想像してくれよ
レギュラーとかベンチとか
そんなもんじゃないんだよ

一生懸命
勝つことに挑んで
仲間と共に挑んで
何分かの限られたその時間に
次はないと思って挑むことが
仲間のために祈ることが
そんな時間をもらえたことが
素晴らしいことなのだと
ちゃんとこどもはわかってるんだから

こどもって
大人が思ってるより
ずっとずっとわかってるんだよ


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