コミュニティ名とロゴに込めた想い
こんにちは！ON-SITE Xコミュニティマネージャーの宍倉(ししくら)です。
今回は、建設DXコミュニティーON-SITE Xの「コミュニティ名」と「ロゴ」にフォーカスを当てた記事となります。
ロゴについてはデザインを担当くださった、アートディレクターの橋本さんに直接意味合いを伺いました。興味深い内容となっていますので、ぜひ最後までお読みいただけたらうれしいです！
また、もしまだご覧になっていなければ、まずは当コミュニティのミッションに関する記事をご覧ください。
コミュニティ名「ON-SITE X」とは？
まずは、ON-SITE Xというコミュニティ名の由来について書いていこうと思います。
on siteをGoogleで検索してみました。
そう、現場でという意味なのです。
現場というと、建設現場を想像しがちですが、私たちのコミュニティで扱う建設DXとは、土木・建築の設計・施工・維持管理等のいわゆる「建設現場」での建設テックだけでなく、営業や設計、経理、人事など、建設業を営むうえで必要なすべての業務のDX化に取り組んでいます。
「現場で」を意味するON-SITEに 「異なるものを掛け合わせる」というイメージもあり、未知数でもあるXを加えたものをコミュニティ名として採用しました。
ON-SITE Xは、建設にかかわる人のすべての現場で起きる活動を大切に、スタートアップと現場をかけ合わせ（X）ることでDXを進め、建設業界の未知の可能性（X）を広げていこうとするコミュニティです。
ロゴに込めた想い
今回、ON-SITE Xのロゴ制作をお願いしたのは、企業やブランドの理念や世界観をデザインに落とし込むことを得意とする、アートディレクターの橋本明花さん。
橋本さんの詳しいプロフィールはウェブサイトからご覧ください。
今回は、橋本さんにロゴマークのデザインコンセプトやアウトプットの過程を伺ってきました。
Oのアンダーラインの元になった漢字！？
―― まずはこのロゴを見たとき素敵なポイントになっているな、と感じた部分から伺わせてください。Oの字の下に一本線が入っているデザインには、どのような意味があるのですか？
橋本さん）
今回ON-SITE Xのお話をいただき、改めて建設業について、いろいろな資料などを読み、調べていく時間を取りました。
そのときに「土（つちへん）」のついた漢字が多く出ることに気づきました。
そこで、この「土」という文字にフォーカスをあて、デザインモチーフとすることをアイデアの起点にしました。
「土」という文字には、次のような意味があります。
「人が住む場所を表す」 例：土地、大地、地面
「人間や場所への影響を表す」 例：風土
古くから人々の暮らしの一部だった、「土」という文字を、新たな解釈でデザインし直すことで、
「新世界を作っていきたい」
「建設業そのもののをアップデートしたい」
というゼロから、新しいものを生み出すON-SITE Xの想いをデザインに込めました。
――まさか、甲骨文字の「土」だったとは驚きました。土を相手にする建設業にもぴったりですし、我々の思いを形にしてくださり本当にうれしいです。
ロゴの色選定の意図
――続いて、ロゴのカラーリングについて教えていただければと思います。
アクセントカラーの緑色、素敵ですよね。こちらには何か、込めた意味などはあるのでしょうか？
橋本さん）
ロゴに使用している緑色は、青竹色（あおたけいろ）という色で、江戸中期から使われる色です。
青竹色は成長した青竹の幹のような青みの冴えた明るく濃い緑です。
勢いよく成長するDX事業を連想させ、かつ少し青みがかっていることでよりスマートな印象を与える色としてセレクトしました。
――竹の成長していくイメージはスタートアップが急激に成長することとも重なり、縁起の良い色ですね。
素敵なロゴを作ってくださり、ありがとうございます！
コミュニティへのエール
――最後によろしければ、コミュニティにエールをいただけますと幸いです。
橋本さん）
ミクロとマクロの視点で土地と向き合い、私たちの生活になくてはならない建設業。
そのアップデートを。ということで、デザイナーとして大きなプレッシャーではありましたが、歴史ある業界だからこそ、このアイデアしかない。という想いで制作しました。
「Build the future」に向けて1歩ずつ確実に、けれど大胆に突き進み続けることを祈っております。
編集後記
橋本さん、取材にご協力いただきありがとうございました！
この素敵なロゴは、ステッカーとして配布もしています。
欲しい！という方は遠慮なく、ON-SITEX 近藤・宍倉までお声がけください！
コミュニティ名とロゴに込められたストーリー、いかがでしたでしょうか？
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