11月5日、昭和4年のモダンボーイ。

画像1 銀座の奥野ビルへ行ってきた。昭和7年竣工。同潤会を設計したが作った戦前からあるアパート。個人的に昭和5年以降の建築物は少し興味が下がるのだけど、同潤会の人が作ったとあって個人的にすごく好みの建物だった。特に階段にはときめきを禁じ得ない。五所監督の映画人の集まりがあって成瀬巳喜男も出入りしてたとのことで、その部屋があったという5Fまで見てきた。
画像2 エレベーターの中は新しくなっているけど現役。内側の扉を閉めないと動かないなど、現代のエレベーターとしては使い勝手がよくないが趣があって可愛らしい。新青年のスマホカバーなので自撮りをしても本を読んでいる風になるのが嬉しい。
画像3 渡辺温関連聖地、銀座サイセリアがあったらしい並木通り五丁目に行ってきた。サイセリアの説明は割愛。夜が始まる時間に行けてよかった。あの頃のこの路地の輝きも近いものだったのかしら。少し切ない気持ちになりました。たまらん。下段は交詢社ビル。こちらは竣工S4年。きっと温もこのビルの前を歩いたりしただろうな。
画像4 1920年代の服を着させてもらって浮かれてたくさん自撮りした。ご覧の通り自分大好き。以前は嫌いで劣等感ばかりだったけど、男に戻ってから己のことが大好きになった。楽しい。また1920年代を青春として駆け抜けた…渡辺温と同じ装いができたのがすごく嬉しくてテンション上がった。インバネス、モーニング。彼が愛用していた服だ。
画像5 最後は横浜駅で完璧な炒飯を食べた。最初行くの迷ったし、疲れたけど、行ってよかった。めちゃくちゃいい日になりました。ありがとう。

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