作家になったはなし
突然ですが、作家になりました。小説の作家です。
作家ってどこから言うのだろうとずっと考えていたのですが、商業として流通したのですから作家と言って良いのだと自分に言い聞かせています。
そもそも、Pixivさんで行っていたワンルームSSチャレンジという、ひとつの部屋で完結する、というお題のコンテストに応募した「夢ラジオの女性」という小説があるのですが、それは惜しくも落選しました。
ただ、どこかのページで惜しかった一覧にタイトルが載っており、わあ嬉しいなあと思っていたのがついこの間のように感じます。
多分それでPixivさん側も終わりだったと思うのですが、何故か数ヶ月前、いきなりご連絡が来て、上記の作品を本に載せたいのですが、という打診を頂きました。その時わたしは丁度帰宅するところで、もうかなり動揺して、何度もその文面を見返し、震える手でスマホを扱っていたのを覚えています。
そうして校正をして頂いたり、色々とやりとりをして生まれた本、それが「ワンルーム・ショートストーリー」という本になります。勿論、上記コンテストの大賞、優秀賞受賞作品が載っており、他にも素晴らしい小説が載っております。本屋さんやどこかで見かけたら、是非手にとって頂けたら嬉しいです。
また、「ここにもありました!」など、お知らせして下さったフォロワーの方々に、この場を借りて深くお礼申し上げます。有難うございます。
最後に、太宰治先生の執筆の場になった旅館明治の方々にも深く感謝致します。飾ってくださりまして、本当に有難うございます。私は太宰治先生の「待つ」という小説が大好きなのですが、本当に光栄で光栄でたまらないです。もっと長いものも読んでみたい、とのお話もして下さり、嬉しかったです。また、執筆にはぜひうちで、とのお声もかけて頂き、たいへん光栄です。是非また泊まらせてください。
経営者のお二方には本当に沢山お話をして頂き、深くお礼申し上げます。
サポートとは一体なにかわかっていませんが適度に何かを書いていくと思います