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紙媒体は時代遅れなのか。

苫小牧の老舗的フリーペーパー「リアッタマガジン」が2024年3月号で休刊。最終刊の紙面には広告主さんたちからの「ありがとう」に溢れていた。

5月には19年もの間、恵庭唯一の大型書店として愛されていた
「岡本書店」が閉店する。

本はネットで読める時代。
紙媒体はもう時代遅れ。
なんて言葉も聞くが、やっぱり「紙」の媒体は必要だなぁーって思う。

2月に恵庭で「CODE500」という企画があった。
恵庭市内のさまざまなお店でワンコイン(500円)、ツーコイン(1000円)、
スリーコイン(1500円)で買える・楽しめるお得な企画。
さらに「CODE500」にはビンゴの台紙がついていて、参加店のスタンプを
集めてビンゴを目指す。

毎年実施されていて、前回までは紙にすべてのお店の情報とお得なメニューが
印刷された冊子型だったが、今回はペーパーレス化されてA4の紙1枚になった。
紙面にはスタンプの台紙と企画の説明、参加店の店名のみ掲載された。

参加店のお得な内容はQRコードを読み込みウェブに誘導するスタイル。
参加店にはそれぞれ、お得なメニューが綺麗された掲示用のポスターが
配布された。

読者たちは誌面のQRコードを読み込み、ウェブでお得な内容・お店の情報を
把握する工程が増えた。
うちで働いてくれているシゲおばちゃん(70代)はスマホも携帯も持っていない。
「CODE500は届いたがよくわからないから見なかった」と言っていた。

うちのお店で「CODE500」を利用したお客様の年齢層はグッと下がった。

本当に紙媒体は時代遅れなのだろうか。
ネットを見ない(見れない)世代の人が置いてけぼりにならないことを願う。

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