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【#天職だと感じた瞬間】私は何になりたかったのか。

私は幼稚園生の頃、七夕の短冊に「お医者さんになりたいです」と書いた。

小・中学生になってからは、教師という職業に憧れをもっていた。

高校生になり、本当は何になりたいのかよくわからなくなっていたけれど、国語の教師になろうと、教育系の学部がある国立の大学を受験した。

大学生になって、毎日の授業と4週間の辛い実習を乗り越え、中高の国語科の教員免許を取得した。(結局採用試験は受けず一般企業に就職したが…。)

就職した企業は教育に携わる仕事ではあったが、初任業務が訪問営業と精神的にも体力的にもきつくけ結局1年半ほどで辞めてしまった。

本当は、編集者として本を作るようなクリエイティブな仕事にも興味があったし、図書館司書や博物館の学芸員、大好きな水族館で働いてもみたかったし、ハロプロのショップでも働いてみたかった。


しかし実際は今、歯科医院で歯科助手として働いている。大学の4年間歯科医院でバイトしていたこともあり、前々から興味はあった。
歯科衛生士になるために、働きながら学校に通ってみようかなと思うほどには、今の仕事が好きだしやりがいも感じている。

知識を覚えたら覚えた分だけ、練習したら練習した分だけ仕事が上手くいく。ほめてくれたり、注意してくれたりする先輩方もいる。

それでも時々思ってしまう。
私の大学4年間はなんだったんだろう、と。
地元の友達は、高校卒業後に結婚して、子供がもう二人も居る。(そして、それをインスタのストーリーで知る。)
妹は全く勉強をしてこなかった。が、私立の調理系の高校に行き、付属の大学へ進んで調理師や栄養士の資格を取ろうとしている。

結局、手に職をつけるのが一番だったのかと思ってしまうのが悔しい。

でも、人それぞれ"天職"に出会うタイミングがあって、それが私は今だったのかもしれない。

大学に進んでいなかったら歯医者でバイトもしていなかったし、興味もなかったかもしれない。
前の仕事を辞めていなかったら、精神的に限界が来て社会復帰できず、今の仕事に出会うこともなかったかもしれない。

過去の行動一つ一つが、今の私を作っているんだなと思うことにする。

ただ、もしも生まれ変わることがあるならば、来世はハロプロのショップ店員になろうと思う。来世に期待。


#天職だと感じた瞬間

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