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重い愛の塊を渡した日



2021年7月25日




私たちはついに完成した。


この重い、思い、想い、愛の塊を作り上げた。


その名も

「私たちのためのワンピース資料館」

これは私たちの愛の物語。



○はじまり
○5年4ヶ月を3ヶ月で纏める。
○そして本作りが始まる。
◯愛する人の元へ


◯はじまり


それは2021年4月1日に遡る。


私たちには大好きなブランドがあった。


LEBECCA boutique


東京のラフォーレ原宿4Fそこだけに店舗を構えたお店。


レベッカブティック(下記:レベッカ)は私たちにとって特別だ。

私たちが出逢ったのはレベッカがあったから。
私たちが出逢った日はレベッカを着て、ある人のフリマイベントに向かってた。
その人はLEBECCA boutiqueのブランドディレクター赤澤えるさん(下記:えるさん)。
レベッカをこの世に生み出した人だ。


この服屋は他とは違う。
ワンピースに名前が付いていたり、一着一着にエピソードがある。
それを彼女が発信している。
彼女が写真も撮っている。しかも最高に素敵な写真たち。
レベッカを好きになる人は愛が深い人が多い。
そんな印象がある。
レベッカを好きになるまで服屋を通してこんなにも素晴らしい友人たちに出会うとは思ってもいなかった。
私がこんなに行動できるということにも気付けなかった。




そんな愛するLEBECCA boutiqueが夏でブランドを終了すると発表された。




衝撃だった。

その時の感情はここに記した。






この発表を受けて私は一人の友人と連絡をしていた。


彼女の名前はいっぴー。


私と同じくLEBECCA boutiqueをえるさんを愛する人だ。

彼女はえるさんのオンラインコミュニティの全部の投稿(700投稿以上)を5日間程で纏めあげる纏めのプロ。
好きに対して一直線な人だ。


「まさかとは思ってたけど本当になるとはね。」

「終わるなら今までに発売されたアイテムを纏めてアルバムにしたくない?」

「それ最高!」

そんな会話から愛の地獄が始まった。



◯5年4ヶ月を3ヶ月で纏める。

LEBECCA boutiqueは2016年3月12日から2021年8月30日まで約5年4ヶ月、発売されたアイテムは550着以上。

これを3ヶ月で纏めようというのだ。

まず初めにInstagramの投稿をそれぞれスプレッドシートに纏めることにした。

いっぴーちゃんはレベッカの公式アカウント、えるさんの鍵アカウント、赤組の投稿。
私はレベッカの原宿店のアカウント、えるさんのアカウントを。


可愛いこんなアイテムあったんだ!たのしい!でも量が多い、、!

そんな葛藤の後、お互い纏めたものを
いっぴーちゃんが更に発売年毎、50音順、合計数など追加し、大傑作を纏め上げてくれたのだ!

それに日々更新される毎にちゃんと更新もしてくれていた。



それを閉店の前日2021年7月24日に公開した。

それがこちら!!!

すごい。。凄すぎる。。。


ほとんどいっぴーちゃんが纏めたもの。


彼女の行動力、纏める力、根気強さ、えるさんへの愛など近くで感じていて本当にすごい人だと思った。だって普通じゃこんなこと出来ない!


このスプレッドシートはレベッカを愛している皆さまにも届けばいいなと思い公開しようと私たちで決めた。



ぜひあなたにも見てもらえたらいいな。

ゆっくりでも。



◯そして本作りが始まる。


私は私は本のカバー作成、デザイン、写真選定を主に担当した。


◯カバー作成
手作り感を重視し、ファイルに赤い布に白い糸でタイトルといっぴーちゃんと私の名前を刺繍で一本一本縫った。


これはアートブックの私たちのワンピースをオマージュ。



他にもえるさんへの手紙の部分にはnoonのオマージュ、クレジットを入れるなどえるさんが好きだからこその愛を詰め込んだ。


◯写真選定
写真選定では
色んなモデルさんが写っているように、
寄りの写真が続き過ぎないように引と寄りのバランスを考えたり、
アイテム毎に周りの友人のイメージを思い出してその子がよく着ている色を選んだり、
同じ名前で無地と柄があるものはコラージュしたり、
スタッフさん企画の商品はできるだけそのスタッフさんの写っている写真を選んだりと考えながらひたすら目が癒される作業だった。


◯ページデザイン
そして私のお気に入りページは
人気アイテムギャラリーとノベルティギャラリー

可愛いアイテムたちをコラージュしてページを作った。

普段コラージュはしてないけど、とてもタイトな時間で頭フル回転で作っていいものができたという喜びがあって愛着があるページだ。




他にも本の背表紙に仕掛けがあったり、
私たちのチーム名があったりと、
今できること全部詰め込んだ作品。


◯プロローグ
この本にはプロローグがある。
それを書いてくれたのはさゆきちゃん。
彼女の書く文章はあったかくて寄り添ってくれる素敵で大好き。


タイトルと詳細を伝えたらこれ程も心地好い最高のプロローグはない。
そう思うものを作ってくれた。


この本を渡せたのが閉店の1時間前。

連日の徹夜と当日も朝からその時間まで必死作っている時は今日中に完成しないんじゃないかととても焦っていた。

すると、さゆきちゃんやせおちゃんが手伝ってくれてなんとか間に合い完成した。


2人だけじゃ完成しなかったし、
レベッカとえるさんを愛する大好きな仲間たちに
手伝ってもらえてより愛のあるものになった。
本当に本当にありがとう。


◯愛する人の元へ

赤澤えるさんへサプライズプレゼント

完成した分厚く重い赤い本を持って
ラフォーレ原宿4Fへ向かった。

やっと会える。気持ちが高揚する。タイミングを伺いながら店舗に入る。



そして、えるさんにお渡しした。



サプライズでお渡しした為、
えるさんは驚きのあまり固まって目がパッチリででも丁寧に説明を聞いて下さり見て下さいました。


直接渡せてよかった。
会いに行ってよかった。
作って、本当に本当に完成してよかった。


色んな感情が相まって渡した時は涙が流れてしまったが、いっぴーちゃんが用意してくれてたサングラスをかけていたのでうまく隠せてた。かな。



えるさんがこの本を見て2021年7月30日、31日の最後のパーティーに置いていい?と言って下さった。


嬉しくて嬉しくて堪らなかった。


そしてパーティーでは沢山の方が見てくださったとお伺いした。

私はその日は行けなかったが大好きな友人たちから現地報告をたくさんもらい私も行けた気分になった。私の周りは優しい世界だなと改めて思った。ありがとう。


赤澤えるさん
愛おしい人。最近よく夢に出てきます。
いつも可愛い笑顔で私と話してくださってる。
夢の中であったとしても幸せな気持ちになる。
お会いした時は緊張していつも話したいことを忘れてしまうけど、次にお会いする時にはもっとお話ししたいです。
そして、いつもありがとうございます。
一緒に仕事をする夢を叶えたいです。
その為に頑張ります!待っていてください。



そしていっぴーちゃん。
本当に大変な3ヶ月を誘ってくれて一緒に乗り越えてくれてありがとう。
終わってからも歩みを止めることなく進み続けるあなたはかっこいい!
これからも宜しくね。大好きだよ!



最後に、こんなに長く書いてしまったのにここまで読んでくださったあなた。
ありがとうございます。
あなたに素敵な日々が訪れます様に。


thank you for LEBECCA boutique

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