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ちょっとだけ仕事のこと

どうも2週間ぶりです、omuraisuです。

GW明けは上手く乗り越えたと思ったら翌週にダメージが来ました。少しづつ回復出来たらいいなぁと思います。先日、職場内の朝礼当番が回ってきて自己紹介をしなければいけなかったのですが、うっかり大学で何をやっていたかを言い忘れました。

さて、入庁してから2ヶ月が経とうとしています。そこで今回はちょっとだけお仕事について紹介します。
ずっとここで触れなかった、触れられなかった理由について語る予定です。

1私のお仕事

ズバリ地方税の滞納整理です。

なんじゃそりゃ、と思われる方向けに、物凄く簡単に言うと「税金の取り立て」を行う部署です。本当はそんな乱雑な仕事じゃなくて、めちゃくちゃデリケートな仕事です。すぐに税金の取り立てに動くわけではなく、色んな段階を踏んでから行いますが割愛です。
徴税吏員としての守秘義務も発生するので、どこまで言って良いのか分からず、今まで内容は伏せてきました。あと、何をやっているか分からないです。

2業務内容

・滞納者へのアプローチ(手紙、電話)
・折衝(対面、電話)
・財産調査
・財産や動産の差押に向けた調査と準備
(・捜索)
(・差押)

といった感じです。ちなみに()はこれから行う予定のものになります。ずっとパソコンとにらめっこです。パソコンじゃない時は法律とにらめっこしています。未だに国税徴収法が分かりません。
滞納者の居場所が分からない時は戸籍を取り寄せて調べることもあるので、たまに戸籍を見ることもあります。その関係で市外の役場から電話が掛かってくるも日常茶飯事です。

ご覧の通り、市民に感謝される仕事ではありません。ぱっと見「市民のために」という思いから一番離れるようなところです。たまーに、怒鳴ったりごねたりする市民の方もいらっしゃいます。入庁日にそういう人がいてビビっていたのですが、今は「うわ~ごねてるなぁ」としか思わなくなったので慣れって怖いですね。話に戻ると、私達は「きちんと税金を納めている市民」が損をしないために仕事をしています。ここできちんと仕事をしないと文字通り「税金泥棒」になってしまいます。

3配属が決まった当時の感想

入庁前に私は会計年度任用職員として働いていたので、他の採用者よりもほんの少しだけ早く教えてもらいました。ほぼ誤差の範疇レベルで、です笑 で、配属が分かった瞬間は「うわ、面接か適性検査でやらかした」としか思えなかったです。税金関係の部署は希望どころか面接でも希望調査でも書いていないので、何かやらかしたとしか思えません。今でもやらかしてこっちに配属が決まったと思ってます。
入庁日まで本当にどうしよう、冗談抜きに留学行きたい以前にしんどくて辞めちゃうんじゃないかと思う日々でした。

4入庁してから感じること

法律と制度が分からん

私達は「地方税法」と「国税徴収法」に則って業務を行います。地方税法で徴税に関することは国税徴収法に基づくと記載があるので、両方見ています。まーじで分からん。ちなみに、徴収と課税は別物です。
毎日勉強しないと本当に置いて行かれます。自分を守る武器でもあるので勉強命です。

知識は身につくけど…

税金に触れる仕事なので、そういった知識は身に付きます。ただ、他の部署が使うシステムやソフトに全くと言って良いほど使わないので、知識は身につくけど身につかない知識も多いです。ここは良い部署だけど最初だと大変になると思う、と語る先輩職員もいます。

権限大きくない??

詳しくは国税徴収法をご覧になってください。徴税吏員として出来ることは本当に多いです。公務員として守秘義務はありますが、徴税吏員としても守秘義務はあります。

意外とバランスが良いかもしれない

たまにストレスフルなことがあるからか分かりませんが、めちゃくちゃ仕事とプライベートのオンオフがしっかりしています。定時に帰れます。繁忙期はちょっと無理です…
私も入庁するまで知りませんでしたが、私のところはお役所にしては珍しく実力主義みたいなところもあります。課長係長クラスは流石に経験を積んだクラスの方が勤められていますが、班長は完全に実力主義らしいです。成績も出ます。

5仕事を通じて思うこと

期限内納付と納付できない場合の相談・問い合せは厳守!!!!

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