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鈴木啓太のサッカーチャンネルがいいぞ

元日本代表のプロサッカー選手である鈴木啓太が引退後にYoutubeでの活動をおこなっています。
現役/引退後のサッカー選手一人ひとりにインタビューを行って、個人のサッカー史をさかのぼっていく名物動画です。

幼少期の頃から伝説級にうまかった人もいれば、高校までぱっとしなかっのにひょんな事からスターダムを駆け上がる人もいて、人生て色々だな~と思いますね。

ここでは、最近見た中でのおすすめを紹介します。

■播戸竜二
ガンバ大坂で活躍した、浪花のストライカー。日本代表の経験もあり、サッカー経験者なら知っている人という感じでしょうか。

彼は幼少期の頃にJリーグが開幕しており、その圧倒的なスポットライトに心を奪われた少年の一人。Jリーガーになりたい!!と強く思ったものの、成り方がわからない。そんな中キングカズがブラジルから帰国→即Jリーガーという実態を目の当たりにし「よっしゃ!俺もブラジルに行こう!!」と心に決めたかなり思い切りのいい少年でした。

ブラジル留学の道は残しつつも、親とも相談をして色々考えた結果、高校に進学。全国大会への切符は逃すものの、選抜にも選ばれ、その中で運よくガンバ大坂のスカウトの目にとまる。
しかしプロ契約には至らず、提示されたのは月10万円の練習生契約。それも成績が悪かったら半年で首切りが言い渡されるというタイムリミット付き。

片道2時間をかけてガンバの練習場に通い、周りのプロたちは練習後に外食に行くも、お金がない播戸竜二は清掃のおばちゃんたちと持参した弁当を食べる日々。

果たして彼はプロ契約を勝ち取れるのか、、、、

そんな辛い状況でも彼は笑顔で「楽しかった!」と振り返る。
播戸竜二のキャラクターにも注目です。

■ローランド

いきなりプロサッカー選手ではないですが、彼は元柏レイソルのジュニアユース出身で東京の超名門高校の帝京高校サッカー部出身。しかもサッカー特待生というスーパーエリート。

小さい頃は同年代よりも大きな体で、他を圧倒したものの、中学から高校へのユース昇格は果たせず、帝京高校の門をたたきます。

そこでは苦しい練習の日々。科学と非科学が織り交じった思想の環境下で「人って簡単にOなないんだな」と悟りを開きます。

肉体もそうですが、精神も追い込まれるのは部活では当たり前。
タイム走で自分が時間内に走り切れないと全員が最初からやりなおし。
自分もその経験はありますが、未だにその時の先輩の言葉は忘れられません。。(怖かった。。)

家にも帰れず寮と練習場の往復の日々。まさにサッカー漬けの日々を送っていましたが、自分が3年生の時はわずかに及ばず全国への切符を逃してしまう。
しかし試合終了のホイッスルを聞いた時に刑務所から出所したかの様な気持ちを感じたとのこと。(ちょっとわかる気もする)

そこから惰性で大学へ進学するも、サッカーで果たせなかった悔しさから、人生を見返す為に歌舞伎町へ、、

下積み時代も「帝京の合宿に比べたら辛くない」という独自の物差しで乗り切りスターダムを駆け上りました。

悔しさて、爆発的なエネルギーを生みますよね。

私もベンチにいるときは、悔しくてみじめな気持ちになりましたが
スタメンを勝ち取ってゴールを奪った時は本当に世界が虹色になりました。

本気で悔しい思いをするというのも貴重な経験と思います。

他にも多くのサッカー選手が登場しています。サッカー好きもそうでない方も楽しめる動画だと思います。

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