Asami

感じたこと、気が付いたこと書き留めてみます。

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落語は寄席だけではない、落語会について

定席寄席は東京にあるので、地方の方々はなかなか通うのは容易ではないですよね。各地方では有名な落語家(笑点メンバーやメディア露出の多い人)や、人気落語家を何人か集めてとてもお得な落語会が案外催されていたりします。落語を知らない人には馴染のない名の方でもお住まいの地域の会をチェックして日程が合えば落語会へいってみるのも面白いかもしれませんよ。普段馴染のない方でしたら、雰囲気だけでも楽しめるでしょうし、落語会は特に地方では、どのような方でもわかりやすい噺をえらんで演ってくれていたり

    • 寄席へ行こう

      私の生涯の趣味と言えるものが落語なのですが、私よりも若い世代の人たちと話すと意外と興味を持ってくれる方も多く、「今度是非♪」などといいながらも最初は口を揃えて「敷居が高くてー」なんて言っていたりする。私自身も寄席へ訪れる前は同じだったからよーくわかります。 ですが、行ってみないとわからないことではありながら、実際いってみたらまったく「敷居は高く」ありません! まあ、行く人の自由ではありますが、かしこまっていく必要も、マナーを心得ていく必要もないんじゃないかと自分自身ではおもっ

      • 11月16日[1分小説]

        「今日が11月16日でなきゃ楽しめたのに」 友人は深い沈黙のあと突然張り上げた声と共に普段はあまり見せないくしゃっとした笑顔でそう言った。11月16日。あ、そうか。前に聞いたことがあった彼女の父親の命日だった。私の元恋人の命日とも近かった。そういえばあの時もあまりにも突然で、どうしようもない割に行きどころの無い罪悪感だけがただただ押し寄せた。 きっと友人もそんな想いやらなんやら抱えて、あんな細い身体を支えながら懸命に生きているのだろう。 私と友人とはいつからの縁だろう。気がつ

        • 二人の時間[1分小説]

          友人の住む実家の外は、少しじめっとした土の上を暫く歩くことになる。隣接した住宅の一角にある友人の家の周りには猫がいつもどこかで寛いでいる。人間を警戒するでもなく、よりついて甘えてくるわけでもない。友人の父親は大の猫好きであったようで、友人家族もその影響で猫が好きなのである。外で飼われている猫がいいとよく言っていて、私も自宅で猫と暮らしているため、それもよく理解した。咥え煙草で室外機の上に気持ちよさそうに横たわっているトラ猫の喉を撫でている友人の表情は本来の友人の曇りのない笑顔

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          はじめまして。辿り着いてこれを読んで下さっている方ありがとうございます。Asamiと申します。以後お見知りおきを。 普段はX(旧Twitter)に漂っているのですが、ここではそちらでは書ききれないことや伝えたいことなどを書いていきたいと思っています。 ここで書きたいこと 普段の仕事で気づいたこと 趣味の落語 本のこと 短編フィクション 散文 過去の出来事 普段の仕事で気づいたこと 普段の私の仕事は接客業です。すごくざっくりとし過ぎている説明ですが、いまはこう

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