見出し画像

#2 柳井正の希望を持とう #読書感想文

柳井 正(やない ただし、1949年〈昭和24年〉2月7日 - )は、日本の実業家、資産家。カジュアル衣料の製造販売「ユニクロ」を中心とした企業グループ持株会社であるファーストリテイリング代表取締役会長兼社長。ユニクロ代表取締役会長兼社長。ジーユー取締役会長。
・藤田田(日本マクドナルド創業者)
「現実の延長線上にゴールを設定しないこと」。

出来るか出来ないかは関係なく、自分がやりたいことにフォーカスするということだ。

・自分で体験して、これが原理原則なんだと実感しない限り、その後の行動指針にはならない。私は失敗を「知った」のではなく、失敗を「わかった」事はよかったと思っている。

料理の材料の出自やレシピを知っていても、実際料理を食べてみないと分からないという事なのでしょう。まさに、見るまえに跳べ 。そのマインドは大切にしたいです。 

・「経営とは実行である」という真理を肝に銘じることだ。評論は経営者の仕事ではない。経営とは不断の実行そのものであり、経営者を目指す人もそのことを肝に銘じなければならない。

仕事をしていると、相手の言っている内容は分かる。でもそれぞれの立場やマウントやバイアス等で色々な要素が綯交ぜになって複雑に絡み合う。白いものを白と言わなくなる。でも本当に大切な行為は「じゃあどうするの?」ということだと思う。決まればあとは実行するだけ、仕事はその繰り返しの様な気がする。いたってシンプルなものだ。

・危機の時ほど、トップの真の資質が問われる。会社が順調な時は誰が経営でも、そこそこは何とかやっていける。しかし、危機に際してはリーダーが素早く適切な判断を下さないと、致命傷になりかねない。

会社のトップが素晴らしいことは重要だ。渋沢栄一も言っていた蟹穴主義の通りに、社長の器以上に会社は大きくはならない。その一方で会社を存続させるために重要なのは、社長の属人化を避け、だれが社長になっても存続できる会社作りだ。それの為には会社の在り方仕組みづくり、プラス運も必要になってくるだろう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?