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人生の計画の立て方 本田静六 #読書感想文

「人生即努力、努力即幸福」

・どこまでも明るい希望を持つ事。

・なるべく遠大な計画を立てる。自身の足下を見つめ、現在の実力、境遇に応じ、順次下方より確実な一歩一歩を真面目に築き上げる。

・人生計画は焦らず、休まず、怠らず、努力する。

・常に心を快活にする事。基本的な健康要素。人は気の持ち方で「陽気」「陰気」「愉快」「悲しい」と感じる。でもそれは主観なので各自それぞれに味わう感じ方で絶対的でない。それよりさらに深刻な場合にぶつかったと考えるならば、まだまだこれで幸せだったと、心の平静を取り戻すことができる。

・和顔愛語(わがんあいご)穏やかな笑顔と思いやる話し方で人と接する事。和顔施(わがんせ)仏様の心にかなう行い。

「人生即努力、努力即幸福」って努力すれば幸福になれるよって事なんでしょうけど、それでも幸せでないなら結局努力が足りないという事なのかな。そもそも幸せって努力しないと手に入らないものなのでしょうか?でも少なからず、幸せになりたいという考えは誰しも持っているでしょう。どこまでも明るい希望を持つ事。諦めるな、前向きに行けと言うのでしょうが、何か身震いがします。どこまでも明るい希望なんて持てるものでしょうか?心が折れた時にすごく落胆しそうで怖い。希望と絶望はコインの表と裏でどちらも内包している。絶対値で考えた方が前向きに捉えられる。人生プラスもマイナスも両方含めて希望を持つ方が良い。和顔愛語はいいなと思う。心がほっこりする。ただ現実社会では上手く行かない、笑顔を返してくれる人、気持ち悪く感じる人、無視する人、その笑顔を利用する人、色々な人がいるからだ。でもそれは自分が笑顔を返してもらいたいという見返りを期待しているからかもしれない。だから無目的に相手の事を気にせず、自分自身は笑顔でいる。なぜそう思うのかはよく分からないけど、おそらく私は人間”笑顔”を見るのが一番好きだからだ。だから少なからず自分だけでも笑顔でいよう。

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