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#32 ズラす勇気と委ねて分かる自分の作品。

こんにちは、Noaです。突然ですがテレビ大スキな私は、大好きな時間があります。

それは、「初耳学」➡「情熱大陸」

情熱大陸は御存知の通り、様々なプロフェッショナルに焦点を当て、その人の人生に触れるもので、初耳学では、林先生が1人を招いてその人の人生についてインタビューするというものがあります。

昨夜、いつものようにこれらの番組を見ていて、伝えるメッセージに偶然にも共通点があり、ハッとしたのでここでご紹介します。

まずは番組でも紹介されていましたが、つんく♂さんが天才ではないと思っているこの記事は衝撃でした。


つんく♂さん音楽が好きだけど、作る音楽は違う?

つんく♂さんがアーティストやプロデューサー目線での苦労や人生観を多く語られていました。中でも気になった言葉がいくつか、、

「好きなことだけど好きなようにはやらない」

つんく♂さんは音楽が好きで、楽器が好きで、このようなお仕事をされているが、デビューした頃から、「動員数をいかに上げられるか」「ミリオン達成するには」を第一優先にしていたため、本当に自分が好きな音楽を作る日々ではなかったというお話がありました。

この時「好きなことを仕事にするのは難しい」「好きなことを仕事にできる人はほんの一部」と言われる意味が分かったような気がしました。

好きなことだからこそ、そこにはこだわりややりたいという気持ちが強く込められているはずです。しかし好きなことを土台にしながらも、本当にするものは芯の好きなジャンルからはわざとずらす。

これは私がnoteを書きながらも日々感じます。私にとってnoteは「仕事」ではありません。趣味でやっていますが、ただし、より多くの人に見てもらいたい、コンテストで賞をとってみたい、など目標もあるわけです。

単に自分の気持の記録として好きなものに触れ、好きな形で文章を書くだけでは、その目標には到底及ばないこともこれまで文章を書いてきて痛いほど分かりました。

文章を書くのは好きだけど、「今話題のテーマって?」「自分はこの体裁が好きだけど、こっちの方が読まれやすい」「想像よりもviewは少ない」など好きなことも好きなようにやっているだけでは、それはただの自己満足で何も生み出していないと感じます。

頑固な私は自分のレーンからずらすことが苦手?多少の抵抗があります。。。

この自分のレーンから少しずらすことは絶対に簡単なことではないです。分かっていても。。しかしこれをする気持ちの余裕と術を身に着けることは、少しでもそこにビジネスや達成してい目標が絡んでいるのであれば必要なことだと今回の話から実感しました。

それが成功かを知っているのは自分じゃない

「天才に勝つにはとにかく数をこなすしかない」と考えるつんく♂さんは、一曲作るのに、普通考える歌詞パターンは2通りほどだと言いますが、例えば「シングルベッド」では50パーターンも考えたと言います。

そんな話の中で出てきたものが

「ダメだと思ったものが意外といける」

多くのものを生み出しても、世に出さない、自分以外に見せない、知らせないまま、自分の独断でそれが良くできたものか、良くないか判断することってありますよね、、

つんく♂さんご自身も、レコード会社に持っていって予想外の返事をされることがあったそうです。

私もそんなことあるなあと。

またnoteを例に出すと、自分の中では本当に自信作のものが全く注目されなかったり、逆にパパっと書いたものがこれまでで一番スキを頂くことができたり、、、

自分が考えたものがどの観点から見て、どのような出来なのかは、自分の物差しだけでは測れないものですね。私の場合は前にも書いたようにこのnoteは仕事ではないので、自分の中での満足度が高くても低くてもとりあえず投稿するようにしています。

それを研究的にやっても、なかなか法則性を見つけることも難しいですが、「自分以外の誰かに自分の作品を触れさせみる」ことは、いい意味で予想を裏切ってくることも多く面白いものです。

好きだからこそ、、

初めに述べているように、好きだからこそ、こだわりがあるし、自分の作品を信じる気持ちも大きいのではないでしょうか。しかし、そもそもつんく♂さんのように、好きなことだけど、あえて好きなレーンから外すことも簡単にできることではない。

そして好きから生じた作品だからこそ、自信もあり、自分の中での完成形を目指すでしょう。

しかしこれはダメ!これはできた!と自己完結させようとしない気持ち(勇気)が大事なのだと学びました。

こんな思いで「情熱大陸」が始まる

こんな気持ちの状態で、次は情熱大陸。

正直この時には学びが多すぎて頭クルクルなってました(笑)

そして今回の密着は線香花火を作る花火職人さんの密着でした。

「作ってみないとわからない」

どれだけ調合比を研究し続けても、実際に火薬を紙に包んで火をつけてみるまでは、分からない。これも経験。

こんな言葉を聴いて、完全に「初耳学」の内容と被ってる!!と興奮しました。(笑)

長くなってきたので、詳細は述べませんが、

2つの番組を通して、どれだけその道のプロであっても、一度世(自分以外)に出す、自己完結で終わらせずに、考えることを止めない姿勢が必要なのだと痛感しました。

ご覧いただきありがとうございました♪



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