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キムタクドラマについて思われる

 現在、毎週日曜日21時にTBS系列で放映されているドラマ「グランメゾン東京」を観ている。主役が木村拓哉なのだが、あいかわらずこのヒトのドラマは鼻につくのだな。

 いちおうライバル役として、それ相応の俳優は出てくるのだけれども、キムタクをよく見せるための踏み台感がぬぐえない。ちょこちょこ弱点を演出されては、かっこいいところをキムタクに持ってかれているのだ。

 持ってかれてもしょうがないよねという予防線を、いちいち張ってあるのが嫌らしいといったところか。女性はどうかわからないのだが、男性(しかも私はキムタクと同い年!)としては鼻につくのだよ。

 キムタクが悪いわけじゃあないのだが、いまだに腫物なんだよな。いろんな意味で。いろんな意味というのは、芸能界における力関係とか時代の空気とかさ。そういうところ。

 キムタクというヒトは、たとえばかつて放送されていたSMAP×SMAPのビストロスマップでそうだったのだけれど、右左に分かれた厨房で、彼だけはずっと画面向かって左側の厨房だったわけ。他のメンバーは毎回変わるのに。

 慣れるという点でそれだけ有利なわけ。そうやって下駄を履かせてもらっても悪びれたところを一切みせないところが、カレらしいというか。もしかしたら気づいてないのかもしれない。履かせてもらっているのを。

 そういうところが、いい意味でも悪い意味でも、時に鼻をつくキムタク特有の愚鈍さなのだろう。ちなみに冒頭の写真は、そんなカレを傍観している私というのをイメージしてみました。

今日のところはこれまで。ごきげんよう。
この呼吸がつづくかぎり、僕は君のそばにいる。

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