見出し画像

【ドラマ っこ】2022冬

はじまりましたね、2022冬ドラマ。いつも見終わったあとの感想をつらつら書くのですが、ちょっと変化球で1話みた段階でかいてみました。

◆婚活探偵

ひとりパリコレかな?
成海璃子のはまり役🙆‍♀️


●●探偵ものは結構ライトに観れて好き(合コン探偵とか探偵ははやすぎる、とか)

これまた探偵役が向井理ときた。ついこの前の「着飾る恋には理由があって」での好演が記憶に新しい。人柄もステイタスも言うことなし。それに部下の努力をしっかり見ていて、仕事だけでなく恋のアシストまでできる。。。最高じゃん、社長。。。(脱線しますが、そしてこのドラマ自体も最高でした。横浜流星演じる物理的にも人間関係もミニマリスト男子と、川口春奈演じる仕事バリバリ私生活キラキラ女子が出会い、絶妙にすれ違ったり近づいたりしながらお互いの価値観をすり合わせ運命を交わらせていく話だったのだけど、この絶妙なすれ違いの描き方がうまかった。あーん、そーなっちゃうよねー、えぇえぇ、わかりますよーでもさぁー、みたいな。)

で、向井理。完璧最高人間もいいんですけど、やっぱ彼は人間離れした足長顔小さ男だからゆえに、彼のはまり役は、ズレ。ズレてる天然ポンコツ人間がはまり役。「ぼくなんか間違えてました?てへ?(ぺろ)」ってしてほしい。永遠に。(しかし「神の舌を持つ男」ではペロペロしすぎて低視聴率。木村文乃ちゃんのコメディエンヌっぷりもちょっと激しすぎたからかな。わたしは好きだったよ、ペロリ)

前置き長くなりましたが、今回はハードボイルドを地でいく探偵役。しかし彼も人並みに、人肌恋しさと先行きの不安を感じ、意を決して婚活サービスに登録することに。初回からスタッフに「臭いです」と言い切られてしまったり、婚活には不適な彼がさまざまな女性と探偵案件に出会いながらも、少しずつ(きっと)幸せへと近づいていく。

成海璃子ちゃんのひたむきさが、向井理の真っ直ぐさと相性良くて、テンポよくていい。

◆シジュウカラ

水もしたたる。。。

ここにも沼がありましたわよ、奥様。

ちょっとまだ見きれてなくて次クールの録画もスタートされてわたし置いていかれてるんですけど、大河「青天を衝け」で民部公子演じた板垣李光人。(マジ名前からもわかるとおり、2002年生まれ、おばさんクラクラするよ)

ジェンダーレス男子だからって油断してたら、え?ド男では?男むき出し。

あと食べ方きたなかったりするところから育ちの悪さ(母親に必要最低限でしか育ててもらってない感じ)が見受けられて、え、演技最高では?とも思える。

しかも、相手役だれだと思います?え、だれに話しかけてます、わたし?あの、山口紗弥加先輩です!よ!あの、「モトカレマニア」のさくら先生を演じた山口パイセンですよ!

もーすごい。

普段は低血圧40歳の主婦兼漫画家が、夫に惚れたところを自分へ好意を持つ歳下男性にむけて初恋した少女のように話すところとか、子ども産んですぐ夫に浮気されたことを友人にテンション高々に話すところとか。

状況と感情がついていってなくて、かつ女性ホルモンのバランスが崩れて感情の起伏がコントロールできにくくなっている感じ。

これぞ怪演。

過去連載していた作品がデジタル化でプチブレイクした漫画家が、主婦の傍ら新たな連載を任されることになり、アシスタント公募することで18歳年下の男性と出会う。彼はのっけからパーソナルスペースを詰めてきて主人公は戸惑い、そしてそこに何か目的があるのではないかと疑う。一方の彼は端正な顔つきとは裏腹にマナーの悪さや時折見せる鋭い眼差し暗い顔から、漫画家への気持ちがただの好意ではないような雰囲気を漂わせ、、、

プロデューサーの祖父江里奈さんって、「生きるとか死ぬとか父親とか」やってるんですね。(これまた脱線ですが、よかったねー生きるとか〜。聴衆者から寄せられたお悩み相談に乗る人気ラジオパーソナリティが、私生活では母の死をきっかけに、もともと遠ざけていた父親との距離を近づけていくなかで蓋をした記憶の箱をあけていく話。大人になり物事の見ていた角度を変えることができると、相手の気持ちがわかったり許容範囲が広がったり。そうやって人と人とは近づき離れて近づいていく。そして肉親とは、時間を経てやり直しができる特別な人間関係である、ということを再認識できた作品だった。)

最後にいっておきますけど、Yahooニュースがつけたキャッチコピー「不倫だけど純愛」これ言い出したら、文明をもつ人間は終わりでしょうね。ないから。不倫と純愛はおなじ文章には使えない単語だから。

不倫作品は人間の理性と本能の葛藤を描くエンタメとして楽しみたいし、これがバッドエンドが付き物のエンタメであると認識され続ける世の中でありたいですね。

◆ミステリと言う勿れ

原作最高、菅田将暉最高。以上。

としたかったところだけど、え?あの刑事って筒井道隆?!?!わたしが知ってる彼ではないのだけれど。いや、「半沢直樹」でもだいぶ陰険な弁護士役で度肝抜いたところだったけれど、またTVerで不朽の名作「王様のレストラン」みたところだったから(世間知らずのお坊ちゃんだが、これと決めた目標への推進力は半端なく、一流には程遠いフレンチレストランを唯一無二の店へと展望させたオーナー役)また改めてリビングでひっくり返りました(実際にはひっくり返っていない)

◆ファイトソング

耳に残るメロディ
わたしは間宮派!

とにもかくにも、間宮祥太郎の住んでるマンションの屋上、あれじゃん、「問題のあるレストラン」じゃん!あーこの前TVerで見直したばかりだから、あの手すりみるだけで胸熱。競合レストランといい感じの距離のいい感じの屋上をいろいろ探してみつけた場所って、なんかの雑誌で書いてたんだよな〜。

何のために生きているのか?自分は存在している意味があるのか?そう自問自答しながらも、どこかで何かにすがりたい、またキラキラしてて胸がふつふつと熱くたぎる何かを掴みたい。でもそれは自分の中にはない。

そうやってウダウダと膝を抱えているふたりが出会い、お互いに惹かれあっていく(たぶん)話。

1話しかみれてないけど、よいね。よい。「デイアンドナイト」「俺の話は長い」で“推す”と心に誓った清原果耶ちゃん。表情豊かで上白石萌音ちゃんを彷彿とさせる、ニューヒロイン感。

そして「オー!マイボスヒーロー」で見事な当て馬を演じ切った間宮祥太郎。今回は菊池風磨にその座を譲り、元大人気ミュージシャンという1話からフルコーラス弾き語りしちゃう「ヒーロー」を演じてくれて、、、楽しみでしかないんだが!!

最後に、本来なら1話丸々使えちゃう花枝の空手との出会いや、なぜ児童養護施設に入ることになったか?を回想シーンでコンパクトに見せてくれる感じ、好きだな。見せたい本筋とは少し逸れちゃうからだろうな。「イグアナの娘」「最後から二番目の恋」の脚本家岡田恵和先生〜たのしみです〜

◆恋せぬふたり

眼福
ドラマビジュアル最高

岸井ゆきのちゃん、応援してるからうれし〜しかも高橋一生〜。彼にはいろんな作品やってほしいけど、恋愛ものはやり続けてほしいなぁ。冷たさと温かさが共存できるタイプの役者だと思うから。

テーマのアロマンティック・アセクシュアル。無知で初耳だったけど、「他者に性的感情を抱けない。だけど独りが好ましいわけではない」というセクシャリズム。

「恋愛とか煩わしいんですよね」と言うと「独りで寂しくないですか?」と返される。

もちろん、寂しい。恋愛したくないけど独りがいいわけじゃない。感覚としてはわかるかなぁ。出産後の女性でこの感覚わかる人結構いるんじゃないかな?

とにかくそんなふたりが主人公のラブなしコメディとのこと。さっそく、「同居しませんか?」という展開に、、、ふーたのしみ〜!

◆愛しい嘘
考察系ミステリーが不足してたのでちょうどいい!

◆ムチャぶり 
高畑充希のドタバタ劇はハズレなし(わたし調べ)志尊淳も甘さなしビターな役柄がまたいいですね。

◆◆残念ながら離脱
・ゴシップ
わたしのすきな華ちゃんではなかった、、、溝端淳平も「天国と地獄」で演じたナヨナヨポンコツ後輩ちゃんとのギャップありすぎて脳がうけつけなかったよ。


◆◆見続けてるよ
・真犯人フラグ

・カムカムエブリバディ

深津絵里すごすぎない?数年前より若くなってるし。話逸れるけど、深津絵里といえばJR東海のCMすきすぎる。マスク取ってお辞儀するやつ。何度でも手を止めてみちゃう。


あと、ちなみ前クール「最愛」最高でした。
本当に。はぁ。


以上。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?