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ことばをつむぎだす人たち

最近、よく読むwebでの記事や読書の内容も備忘がてら書いてみた。

2020年3月、新型コロナウィルスの影響が大きくなりはじめた頃、岸田奈美さんの文章にハマった。きっかけはほぼ日でひゅっと始まった以下の不定期連載。
https://www.1101.com/n/s/kishidanami/index.html
会社の昼休みに妻の作ったおにぎり3つを食べた後、午前中のストレスをリセットするためほぼ日を読むのが日課な自分にとって今日のダーリンを読んだあと、ふと見つけた文章に引き込まれた。
そして読み終わったときには涙腺緩んでて、回りに気づかれないように2分だけ素知らぬふりでメールを見返すふりをした。正直すごい連載が始まると思った。

2回目の出会い?は同じくほぼ日の3.11「若い3人、気仙沼へ行く。」
りゅートリックスさん、岸田奈美さん、全国1741の市町村すべてを訪れた広島の大学生、かつおさん。3人とも2020年に入ってからほぼ日、twitterで個人的に注目していた方々。2000年頃からほぼ日読んでますが、この3人の人選には今後のほぼ日の将来性を感じ唸った。
https://www.1101.com/20200311/index.html
で、早速、岸田さんが大幅遅刻でやらかす、あの文章書く人がこんなことやっちゃうのねと普通のサラリーマンでは体験できない、中学生男子が考えるような突拍子もない自分の中のある種懐かしい感覚を呼び起させてくれた。
そんな非日常の部分と気仙沼を震災の付き合い方、思いと3人のクリエーターとしての姿勢をうまく抜き出されていた。

それ以降時間があればtwitter、noteと岸田奈美さんの文章を乱読始めた。と言っても自分の読むスピードは早くないのでほぼ休みの日だけで1カ月以上かけてnoteは読んでいった。途中、岸田さんのお母さまのnoteにも脱線しつつであったが、4月末にはほぼ読み切った。その中で文章を生業とされるためにその業界の方々にインタビューする内容が多くあった。読書をたくさんする方ではないが、noteに紹介されてもので面白そうな本をぽちった。この読むのが遅い自分が休日で1日1冊ずつ読むとは思わなかったが4冊読めた。

・心をつかむ超言葉術 阿部幸太郎
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B084MFD3W6/ref=ppx_yo_dt_b_d_asin_title_o04?ie=UTF8&psc=1

 これを最初に読めたのはラッキーな部分もあるが、通常、自分は新刊をあまり買わない。理由はあたりかどうか広告文では自分は判断できない。ただ岸田さんがお勧めならということで買った、読んだ、それも一気に読んだ。こんな誠実さを感じた本は今までになかった。一言一言紡ぎだされた感じ。

・言葉ダイエット 橋口幸生
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B0836G8ZT1/ref=ppx_yo_dt_b_d_asin_title_o03?ie=UTF8&psc=1
 そんでもって完全に文章を生業にされているシリーズに入っての2作目。読んでみたがkindleで読んだからか文字が見にくかった。ただ、最後の田中さんとの対談は面白かったので次に続く。

・読みたいことを書けばいい 田中泰延
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07RXM2DHZ/ref=ppx_yo_dt_b_d_asin_title_o02?ie=UTF8&psc=1
 読む前は割と軽い本かと思ってたが結構しっかりした本。特に「一次資料に当たる」は文系だけでなく理系でも思い当たる(有名な理論式が実は当初限られた一部の現象だけ表すデル式
ってこともある)。おふざけの部分とちゃんとした部分をうまく織り交ぜられ、うまくはめられた感じ。

・おカネの教室 高井 浩章
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07BHM3MMW/ref=ppx_yo_dt_b_d_asin_title_o01?ie=UTF8&psc=1
 と、ここまで文章系ばっかりだったのでそろそろゴールデンウィークも終わり仕事頭への切り替えのため経済的な話も読んでおこうと思ってamazonでぽっちた。ストーリー展開が中学生中心なので話がわかりやすく読めた。途中、ワーバスって言葉が出てきたときにはボードゲーマーの自分としては二度見したが、あとで調べたら作者の高井さんは案の定ボードゲーム好き。noteもたくさん書いてらっしゃったし、お子さんの子育てされた時のことも多く連休明けても読んでます。

そしてキナリ杯の後援者を追う形で読み続けている。今はヤンデル先生の本。ヤンデル先生はゴールデンウィークにほぼ日で幡野さんとの対談でしったがその話を引き出す上手さが徐々にハマっていく感じだったので買った。そろそろ読み終えないとなぁと思っている。
一方で阿部広太郎さんのnoteがほどよい文量でついつい空き時間で読んでしまう。

と、徒然なるままに書いてきましたが、これからも自分のペースで読み、自分のペースで書き、自分の心にピタッと当てはまる言葉を紡ぎだしていきたい。

#はじめてのnote , #キナリ杯

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