怪我をして真面目に「自分のするべきこと」を考えた。
怪我を、しました
トレーニング中に大きな怪我を負ってしまいました。
左大腿部の筋断裂と膝の靭帯損傷で全治2ヶ月の診断を受けました。
怪我をして初めて、健康で動けることがどれだけ大切かを痛感しました。
それまで当たり前にできていたことが、突然できなくなると自分の弱さや無力感が浮き彫りになります。
さらに、私の仕事は身体を使うことが多いので、ただ生活が不便になるだけでなく、仕事にも直接的な影響を与えました。
不安や焦りが募る中で「どうしたらこの状況を乗り越えられるのか」と考えるようになりました。
身体的な制限がもたらす仕事への影響
私が携わる仕事、飲食事業、フィットネス事業、人材サービスは、いずれも現場での活動が中心です。
飲食では厨房やフロアを動き回り、フィットネスでも身体を動かします。
人材サービスの営業としても、取引先や求職者との信頼関係を築く上で、フットワークの軽さが重要です。
直接足を運び、対面でコミュニケーションを取ることが成果につながるこの業務でも、怪我が大きな影響を与えました。
現場でのパフォーマンスも著しく低下し、普段のような結果を出すことができない状況に直面しました。
自分が思うように動けないということは、仕事を続ける上で大きな壁となりました。
また、スピードと柔軟な対応力が求められる状況では他のスタッフに負担をかけてしまっていることに対して申し訳なさを感じていました。
どんなに体調が悪くても、仕事は止まることなく進んでいく現実に、私は焦りと無力感を抱きました。
怪我が教えてくれた「任せること」の重要性
しかし、怪我を通じて新たな学びがありました。
自分で何でもこなそうとしていたこれまでの考え方を見直すきっかけが訪れたのです。
怪我をしたことで、どうしても他人に仕事を任せざるを得ない状況が生まれました。
最初は、自分が動けないことで周りに迷惑をかけているという罪悪感や、自分の手で解決したいという焦りがありましたが、次第に他のメンバーに任せることの重要性に気付きました。
実際に、他人に任せたことでチーム全体のパフォーマンスが向上する場面がありました。
自分が抱え込んでいた「やらなくてもよいこと」を他の人がうまく処理してくれることで、私は自分がやるべき仕事に集中できるようになりました。
これまで「自分がいなければ成り立たない」という考えに囚われていた部分がありましたが、それは単なる思い込みであったと気付かされたのです。
この経験を通じて、私は「任せることの大切さ」を学びました。
他人に信頼して仕事を託すことで、チーム全体の効率が上がり、結果的により良い成果を出す場合もあることを理解しました。
自分がすべてをやる必要はなく、他のメンバーがそれぞれの役割を果たすことで、全体としての成果が最大化される場合もあります。
「柔軟に対応する力」を養うことの重要性
今回の怪我を通じて、私は何が起こっても切り抜ける力を持つことの大切さを改めて学びました。
怪我という予期せぬ出来事に直面したことで、自分の計画やペースが一気に崩れましたが、その中でも柔軟に対応することが求められました。
どんなにしっかりと計画を立てていても、現実は必ずしもその通りには進みません。
重要なのは、予期しない事態にどう対処するか、そしてその変化にどう適応するかです。
また、怪我によって動けない間、私は自分の能力を最大限に活用し柔軟に考え行動することで、難局を乗り越えることができるのだと実感しました。
怪我をしたことは決して望んだことではありませんが、結果的にそれが私にとって大きな学びをもたらしました。
状況が急変しても、常に前向きに対応し、自分の役割やチームの力を活かすことで、逆境を乗り越える力を身につけることができました。
今後も、柔軟であることの大切さを胸に刻み、チームと共により良い成果を追求していきたいと思います。
さいごに
上記のようにスタバでコーヒーを飲みながら考えてなお、明日には違うことを言うのが経営者です。
嫌な奴です。
私はそれを理解して、今は今の考えを大事にして全力で仕事に臨みます。