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何がしたくて、何ができるか。を正しく認識する。

私がよく使う言葉です。
自分に対しても、人に対して偉そうに何かを語るときも。
「したい」と「できる」への認識。
このバランスが崩れると、行動をしたとしても理想と異なる結果につながりやすいと思います。
思うような結果がでてこなければ、自分に対してストレスを感じます。

・なぜ、自分はこんなことができないのか。
・他の人より頑張っているのに、自分だけ適正に評価されていない。
・周囲の人間は馬鹿だから、自分だけが損している。
・自分はこんなことをしている人間ではない。

多くの場合は、現状への不満が溜まっている時や、自己実現ができてないと感じる時にこのような思考をしがちです。
私自身も理想と現実のギャップに苦しむことがあります。
くそう、やってられるか!と。思うこともあります。
しかし、ギャップの中にこそ、自分に足りていない能力を見つけて克服するチャンスがあると思うようにしています。
自分の能力を直視できず、バランスを崩して、負の行動をとっても良い結果が生まれるはずもありません。
結果が悪いと、また自己嫌悪に陥る。さらに負の行動をとる。

そんな悪循環に陥らないための予防策としては、自分が今まで出してきた結果を具体的に挙げて考えてみることが有効だと思います。

あなた(わたし)ってそんなにすごい人なの?

という視点を、一旦は持つことができるのではないでしょうか。
もちろん、「すごい」人はたくさんいます。
それはそれで良いです。

・勉強やスポーツで好成績をとった。
・〇〇コンクールで優勝した。
・社内営業成績1位。
・毎月〇冊の本を読んでいる。
・難関大学に合格し、有名企業に就職した。
・趣味が高じて、メディア取材を受けた。
・SNSフォロワー数万人。
・起業して大成功。

では、それはいつ誰と何を競って得た結果なのか。
その結果を出してきた自分の位置に満足しているのか。
素晴らしい結果を出してきたけど、それは今の役割において価値があるのか。
現状に違和感があるのであれば、なぜそうなる選択をしてきたのか。

今いる地点が、自分の選んだ現在地です。
今まで何らかの結果を残してきた結果として今の地点にいる。
それ以上でも、それ以下でもありません。

それでも不満に感じるなら。
では、自分に何ができる?
できるのであれば、証明すれば良いだけ。
できないのであれば、不満を言う資格もない。

私はいつも思います。
なぜ、ベストを尽くさないのか?と。

日本科学技術大学教授上田次郎のなぜベストを尽くさないのか

そんなことを言いながら、いつも自分自身で振り返ります。
もっとできたんじゃないか。
あの場面でああするべきだった。
と思うことの連続です。

私は「したい」ことが「できる」ようになるために、必死です。
自分に恥ずかしい行動をしないように、意識して生きていきたいと思います!

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