リングライトの凄さを思い知った

Adobe Photoshopは確かに凄い。写真に関しての後処理であれば、出来ないことはほとんど何もないのではないかと思う。音楽で言えばAVID ProToolsといったところか。しかしいくら万能のソフトウェアでも、「素材」の良さには勝てないのだ。

今まで妻のYouTubeの撮影のライティングには、普通の部屋のLED照明と、妻が学生時代から愛用しているLEDの電気スタンドを流用していた。この2つで思いの外良い感じに撮れた。部屋の照明は色味を変えられるし、LEDスタンドは光量充分(時に眩しくて困ってしまうくらい)であった。収益化できるまではなるべく予算をかけない。それがぼくら夫婦の暗黙の了解となっていた。

しかし、コロナの影響で状況が変わった。

世の中の流れに合わせる形で、我が家にも自粛期間が訪れたのだ。当然仕事の方もリモートワークが中心となった。最初は何も考えずにZoomを利用していたのだが、ある時とあるクライアント様より、顔がすごく暗いと言われた。仕事部屋の照明では角度的に顔に光が当たっていなかったのだ。テーブルの上に電気スタンドを置くスペースは無さそうだ・・・

クリップ式のリングライト買っていい??

妻に聞いてみた。YouTubeの為には渋っていたのだが、仕事で使うなら話は別!と了承してくれた。価格は数千円から数万円のものまで様々。しかし、コロナの影響がいつまでどの様に出てくるかわからない。大きな投資をするのはなんとなく気が引けた。購入したのは3000円。それくらいであれば、万一効果が出なかったとしても笑って許せるくらいの金額だ。果たして効果の程は・・・

良い・・・

どうして今まで使用していなかったのか。クリップ式なので設置も楽々だったし、色味や明るさも適当に調整が可能だ。そして何よりびっくりしたのは「変な眩しさがない」と言うことである。もちろん最大に明るくすれば眩しいが、それは電気スタンドを直視するのとは比べものにならないほど快適であった。妻の撮影でも使用してみた。

もう一つ買おう!

即座にそうなった。このリングライトは一般的なカメラの三脚のネジと共通していたので、今まで苦労していたライティングの問題がこれでほぼ全て解決したのだ。今までPhotoshopで調整していた妻の肌が一段と綺麗に見えた。もちろん羊毛フェルトを刺しているところを撮影する際にも同様に良い仕事をしてくれた。やはり餅は餅屋。こういった機材が専用で開発され売られているということは、そういうことなのだ。

リングライト、本当にお勧めである。

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