#52 精神保健福祉士の私が語る〜悲しみの種類〜
こんばんは!
昨日の記事では、怒るという行動には、種類があるよねと話をしましたが…悲しみにも種類がありそうだぞ…と、いうお話しです。
①単発型の悲しみパターン
②ちりつもの悲しみパターン
①のパターンの時は、表出している感情や行動に丁寧に向き合うことになるのですが…
やっかいなのが、②のパターン。
この時は、表出している感情や行動に原因がなく、その奥深くを掘り下げる必要があるのです。
過去にあった悲しみやショックなどのネガティブな何かが、少しずつ、少しずつ積もって積もって…爆破しているということなのです。
なんとなく肌感で、
こどもたちの多くは、この②のパターンが多いように感じています。
ネガティブな感情に振り回されると、生きづらくてしょうがないので…
いつの間にか、感情に気づかないフリができるようになってしまうのです。
悲しみのパターンを意識できたら…わたしが、やってみていること。
*自分の中の感情たちを嫌いにならないで、受け止められる表現を知るために…
→ずどーんだね!等の分かりやすい言葉をぶつけてみます。
*自分の悲しみに気づき放置しないことを、こどもたちに試させるために…
→自分で自分を癒そう!どんな方法あるかなぁと一緒に考える。
こんなことやってみています。
悲しみの種類を意識しながら、種類に応じて自分自身もこどもたちも、うまく付き合っていけたらと思っています。
では!また、明日!
B Y.スグロ