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#94 精神保健福祉士が語る〜声を聞くということ〜


こんばんは!
スグロです。

今日は、10月〜11月に行われた「神奈川県主任相談支援専門員研修」での気づきを少しまとめられたらと思います。

私たち精神保健福祉士のバックグラウンドには、2014年に日本も批准した「障害者権利条約」があります。

この条約のキャッチフレーズ…私は、当時すごくインパクトを受け、かつ今でこそ私自身の活動のベースにもなってます。

私たち抜きに
私たちのことを決めないで


地域共生社会が叫ばれ、「誰も排除されない社会」「誰も置き去りにされない社会」を目指して多くの政策提言がされてきていますが…


そもそも、
その誰かの声にどう心を傾け…

そもそも、
その誰かの声と対話ができているのか…


覚書のようにいくつかのキーワードを残しておきたいと思います。

*一緒に喜べる関係作り
*相手のことを知る、自分のことを説明できる
*意見の対立であり、感情の対立にしない
*連携システムをつくる
(知り合う→一緒に喜ぶ→仲間をつくる)
*自分のものさし(価値)と、相手のものさし
*意思決定支援


とくに最後の「意思決定支援」は、津久井やまゆり園の事件以降…クローズアップされました。

世界人権宣言にもある「全ての人たちは平等である」に植松死刑囚は、優生思想で切り捨てました。

ネット界には植松死刑囚を称えるスレがあるのも事実です。5年経過した今まそのスレは更新されています。

でも、知っていますか?

あの事件以降、しゃべれないから価値がないと切り捨てた入居者の数名が施設をでて地域で暮らすことを選択しています。

その選択に多くの人が寄り添い、伴走しています。

神奈川県主任相田支援専門員二期生。
80名の仲間ができました。

私たちらしい「親子まるっと伴走支援」の実践と仕組みづくり。


わくわく、おもしろがりながら声と想いをしっかり届けていきたいと思います。


では!また!

BY.スグロ

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