全く参考にならない介護日記
なぜ参考にならない介護日記なのか
イレギュラーすぎる!
介護といえば、40代50代になって、
大事なご両親が少しづつ体の不調を訴えてきて
介護生活を迎えることが多いのではと思います。
私の場合、
介護する相手は両親ではなくパートナー(事実婚)です。
2021年の1月にバイク事故を起こしたことがきっかけでした。
交通事故なので、何の前触れもなく
いきなり遠い人になってしまいました。
事故当時は生命の危機もあるほどの重症。
外傷性クモ膜下出血、全身の多発骨折、気胸などなど
今思うとよくぞ生き残ってくれた!
というほどの大事故だったのです。
20日間の意識不明の中、3回の手術、
その後、7か月の入院生活を経て、
2021年8月に退院してきたものの健常者の生活には程遠く、
全介護、障害者2級となり、
いまだに一人で起き上がることもできず、
脳には高次脳機能障害が残ってしまい、
夢と現実を行ったり来たりしています。
パートナーは身長188cm、私は153cm
さらに、彼はもともと身体が信じられないほど硬く、
病院では3人がかりで介護をしていました。
私は今、ヘルパーさんも雇わず、一人で彼をみています。
一人で寝返りを打つこともできず、
退院当初はオムツを替えるだけでも1時間くらい
かかっていました。
日本では身体の大きな人向けの介護設備や施設は
あまりなくて、何をするにも一苦労です。
たとえば、リハビリ病院の患者さんのほとんどは
身体の小さなご老人。
なので、寝間着一つとっても、LLサイズなんてありません。
ネットで検索し、1着8千円くらいの寝間着を何着も
自前で買わなければいけなかったりします。
車椅子も同じく、身体の大きな人用のものは
ほとんどありません。
最近まで使っていた車椅子は、
サイズや安定感は良かったけれど、
幅が広すぎて、扉を通れなかったり、
女性が運ぶには重すぎたり、
足が長いので、普通のテーブルに入らなかったり
本当に大変です。
他にも事実婚であることから
手続きと言えば余計な心労が多く、
ストレスがたまりまくり…
なので、
世の中の介護をしている方にはまったく
参考にならない情報ばかりだと思いますが
一方で、
こんなことも大変なんだと
面白ネタにしていただけたらと
記録に残すことにしました。
良かったらお付き合いください。
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