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全介護ってどういう状態?

お天気☀のいいさわやかな月曜日、
なのに私は朝から家人をガミガミ怒って
顔をギューッとつねってしまった⤵

はぁー、つらいなぁ😿

家人は自他ともに認めるビビリーだ
食事の時、
ちょっと喉に違和感があると焦ってしまい
わざとらしく「うあぁ~」とうなるので
余計むせて、結果、げほっと咳き込む

咳き込んでも手で口を押えるならいいのだけど、
身体が硬いので手を口に当てることができないし
そもそも焦っているので
見境なく食事の上にゲホッとしてしまう
そこで
私は毎回ブチ切る

むせそうになると気配でわかるので
「落ち着いて」「あせらなくていいよ」
「ゆっくり飲み込んで」
などというのだけど、もう聞いちゃいない

今日もむせそうになったけど
どうにかこらえて
私がちょっと席を外した途端に
ゲホッと…

はぁ~

ちなみに彼の嚥下力は問題がない
言語聴覚士の先生に診てもらっても
「むしろ普通の人より強いくらいですね」
と言われている

舌の力も強いし、
グイっと飲んだりできる
私が思うに
焦って力を入れて飲み込むから
苦しくなるのだと思う
焦るから首がカチカチに固い

彼の目下の課題は「力を上手に抜くこと」

けど、
それを彼は理解できない…
覚えられない、わからないから、
身体は治っているのに回復しない

立つことはおろか、
起き上がることも、
前かがみになることさえできない…

本当はもうできるはず。
なのに、身体に必要以上の力を入れてしまうから
痛みがでて怖くて動けなくなるのです

こうやっている間に
身体はどんどん弱っていって
筋肉はなくなり
関節は硬くなっていく
使わない足の裏は鈍感になって
歩けない条件がそろっていく…

全介助とは、介護のなかでも最も身体的な介護の一つであり、介護を必要とする人が、日常生活において全く自立することができない場合に、身体的な介助を必要とすることを指します。
具体的には、食事、入浴、排泄、更衣、移乗など、生活の中で日常的に行われる身体的な行動を、介護者が一定程度以上の援助を必要として行うことが含まれます。全介助を必要とする人は、高齢者や身体障害者など、身体的な理由で自立が困難な人が多く含まれます。

社会福祉法人香南会のwebより抜粋

こういう記事を読むといつも思う。
不具合が身体だけだったらもうとっくに治っているのにな

事故当時は全身多発性骨折で数えきれないほど骨折やヒビが入っていた
最も大きなのは、第8胸椎と、両大腿骨の骨折、
頸椎や骨盤はヒビが入っていた
でも、骨は全部くっついたのだ

ちなみに家人は腰痛持ちで
ケガをする前から朝起きるときは
「いたたた」と言いながら
背中を丸めてゆっくり起きていた
意識がしっかりしていれば
今も自分で調整しながら起きられるはず

脳の命令ってバグると本当にやっかいだ

*****

家人は大事な時になぜか目をつぶってしまう
食べ物を口に入れるとき手元を見ていない
理由はわからないのだけど

お箸でやっと食べ物をつかんだのに
口に入れるとき目をつぶるから
口に入る前に全部落ちたりする
でも、気づかずに口に入れてしまう

歯磨きをするとき、
うがいをするとき、
そのコップをテーブルに置くときも
必ず目をつぶる

今日もうがいをするとき
「置く場所に気をつけてね」
と言ったのに、案の定見ていないから
ガーグルベースにコップが当たり
中身入りのガーグルベースをひっくり返した…

Oh my God !!! (@_@)

そこで思わず
「気をつけろって言ったでしょー!」
と、ほっぺをつねってしまったのだ

本当に脳が「ザル」なのだ
叱られたときは
「ごめんなさい、次は気をつける!」
というのだけど、
その場しのぎに言ってるから
言ったとたん、忘れる

「何を気をつけるんだっけ?」
「え~と、なんだっけ」

不毛だ―


ちなみにリハビリの先生や、
エネルギーワークの先生は、
家人の脳は、覚える機能もちゃんと働いているという
けど、情報をうまくつなげられていないらしい

早くつなげてー、もう

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