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ついにこの日が来たか…

今日は近所に住んでいる友人と半年ぶりに
夕ご飯を食べに行く約束をしていた
家人の夕食を済ませて、早く寝かしつけて
いざ!

久々に会った友人と2時間マシンガントークして
満足しながら帰宅した

帰って家人の顔を見にリビングに入った
家人はうとうとしていたらしく
ボーっとした顔で目を覚まし私の顔を見て

「だれですか?」と言った

「えっ、私が誰だかわからないの?」
「うん」「○○?」と妹の名前を言う
「違うよ、私はあなたの妹じゃない」

ここで話しても仕方がないので
一旦仕事部屋に立ち去った
そして、2時間後にもう一度顔を見に行ったら
やっぱり私の名前が出てこないらしい
彼の妹の名前を言ってしまう

「私はあなたの妹じゃないの 
 妹がいいなら、妹の家に行けば?」
「いやだ、絶対行きません!」

彼は妹とあまり仲が良くなく
今までにも私が介護に疲れて
「妹のところに行って」と言いうと
どんなに頭が混乱していても
絶対に行かないという


その後は「私の名前言って」と質問すると
ちゃんと言えたのだけど
私を妹だと言ったり
とにかく頭がパニックになっていた

身近な存在の人間がごっちゃになってる感じ

混乱しているのはわかる
今までも私のことを「妹だと思っていた」
と言ったことはあった

でも、
私のことを誰かわからず「誰ですか?」
と言ったのは初めてだ

なんだかとてもショックだった


今、脳関係のリハビリを2つ受けていて
1つの先生は
「家人さんは回復が早い」と言っていた

この類の先生にこういう相談をすると
「好転反応かもしれない」
「回復期にはいろいろ起きるもの」
とか、必ず言う

実際そうなのかもしれないけど
それに付き合わされるこっちの気持ちは
たまったものではない

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