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10年越し

世間は秋の4連休に突入。ぼくらも半日働いたら3.5連休へ。
だから土曜の朝はちょっといつもと違う気持ちで。

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今朝のカメラはK200Dで、レンズはFA50mmF1.4。以前K200D使ってた時には単焦点レンズ使ったことなかった。FA50mmF1.4はフィルム時代からの息の長いレンズなので、その当時から当然あったんだけど存在すら知らなかった。

それらを今、組み合わせて撮るという楽しみ。10年越しの出会い。

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このレンズはちょっとしたじゃじゃ馬で、AFではなかなかピントが合わなくてどうしたん、となるけれども、うわぁこれいい、という一枚が撮れることがあるヤツ。

色もホワイトバランス変えたら思ったより大きく変わっておもしろい。これはカメラの特性かもやけど。

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ホワイトバランスを曇天にしてみるとこんな感じになった。

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K200Dにはカスタムイメージにほのかとか銀残しはない。このセッティングはナチュラル。以前はたぶん鮮やかで撮ってた気がする。

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あの頃はホワイトバランスはずっとオートだったな。あれこれ試すことよりひたすらシャッターを切ることだけしか頭になかった。

今の若い人はRAWで撮って現像して、ということをしてより深くカメラを楽しんでいるよね。もう足元にも及びません。

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撮ってから加工して作品に仕上げる、というのはアートだね。ぼくはその場限りでおしまい、というほうが性に合っているから、とにかくたまたまどう撮れるか、というのを楽しんでる。

人それぞれ楽しみ方があっていいと思う。

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そういう意味でこういうカメラが迷うレンズはおもしろい。明るいレンズはそういう性格である傾向があるよね。難しいけど。

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ぼくの撮った写真がCCDセンサーの風合いをうまく出せているかというとよくわからんけど、パキパキな写真じゃなくてちょっとほんわりしている感じは出てる気がする。

フィルムみたい、とまではいかなくても、それなりの懐かしさがあるんじゃないかな。

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今日は犬の尻が多くなってしまったけれど、それもまた、犬らしさということで。

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10年前、こんな風に過去のカメラを使って遊ぶことなんて夢にも思わなかった。10年というのは長いようで短く、振り返ればあっという間のようで。でも実際には想像できないくらいの進化が起こっている。

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庭木も10年前には想像できない成長っぷりだ。サルスベリも10年前はぼくと同じくらいの背丈だったような気がする。

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10年前にはまさか自分がこんな老眼になってるとは思いも及ばず、仕事面も今のような状況にあると想像してなかった。

10年という月日は、それなりに重いものである。

10年を振り返るならあの頃は思い及ばぬ今となりけり

smc PENTAX-FA 50mm F1.4 / PENTAX K200D

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