ニセタモノ
FUJIFILMの新製品がとっても好評で、やっぱりちょっと気になる。手ブレ補正に最新センサーとエンジンで新しいフィルムシミュレーション。小型軽量で価格も抑えられてといいことずくめのようで。
X-S10めっちゃ売れる、と予想されているけど、どうなりますか。動画をされる方からの支持が得られそうね。
新しいフィルムシミュレーションの中にクラシックネガってのがあって、魅力的。他の高級機にも搭載されてるんだけど、それだけのために購入、とまではいかない。
そしたらちょうどこれまでの機種でもクラシックネガ風に撮れるよ、という設定が紹介されていた。クラシッククロームにグレインエフェクト強く入れてああしてこうしてというのん。試しにやってみた。
クラシックネガで撮ったらどうなるかを実際に知らないから似ているかどうかがわからない。わからないけど、ええやん、となる。
ニセタモノでそれがホンモノでなくても、この設定がいいな、と思えたら満足。この設定を紹介して下さっている方に感謝しよう。
もうすっかり気に入ってしまって、X-E3のカスタム1に登録した。これベースでいってみよかなって思ってる。
最近はずっとクラシッククロームで撮っててグレインエフェクトもオンにしてたので、大きな違いはないともいえる。でも、自分では思いつかない設定なのは確かなので、ありがたい。
ススキに枯れ葉がついてると思ったらどうやらこれは虫。初めて見た、たぶん。
これにはちょっと驚いた。
それはさておき。
この写りは設定だけじゃなくて、レンズの威力であるのも間違いない。ジャンクとはいえ、このレンズさすがっす。
ULTRON 28mm F1.9。寄れないけれど、そこはJupiter8につけていたヘリコイドつきアダプターの出番。これさえあれば、寄れるようになる。
朽ちてゆく美しさがたまりません。ちなみにこれはシャラの葉っぱ。
若葉の季節の喜びと、落葉の季節の哀しみと、どちらもたいへんに魅力的です。あ、もちろんつぼみが膨らんで咲き、儚く落ちる花がその間にあってこそ。
葉が美しいといえば、ブルーベリーもよき。
ブルーベリーの色づきも長く楽しめる。これからどんどん赤が深くなってゆくのよね。
雨上がりはレモングラスの葉に残る水滴にもそそられる。
ヤバいレンズを手に入れてしまったよ。楽しすぎる。
コシナさんすばらしいです。ありがとうございます。
ヘリコイドで寄れるようになったのでカメラの写真も撮って遊ぶ。
せっかくなのでこのレンズとカメラの写真も。
これは一つ上のコシナのレンズとα7Ⅱで撮ったもの。
今朝はその組み合わせを散歩に持って出た。24mmの広角。
朝寝坊したので急ぎ足なのよ。あかんねえ、もうちょっと早く起きねば。
こんなに周辺減光するのね。フルサイズじゃないとわからない。
橋もちっちゃい。
今朝はくもりで光がどんより。月曜の朝なのでこれくらいのほうがいいかもね。
広角をもっと上手に使いこなせるようになりたい。ちょっと苦手意識があるのよね。
苦手を克服しようと思うとやっぱり誰かのマネがいいと思う。ぼくはマネすることが悪いこととは思っていない。
ニセタモノを作ろうとしてよいものになることは多い。本物そっくりに作ったニセモノって言うと悪いことしてるような気がするから、ニセタモノ。
似たようなものっていくらでもあって、その中で自分らしさが出せるとニセタモノが自分のモノになってゆくのかなって思う。
マネをして似せることから始まって自分らしさを醸し出せたら
VOIGTLANDER ULTRON 28mm F1.9 / FUJIFILM X-E3
COSINA 24mm F2.8 MACRO / SONY α7Ⅱ
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