白いベンチ
M42-M4/3のマウントアダプターはチルト機構がついてるのを持ってたので、久しぶりに使ってみた。使ってみたけどうまいことミニチュアっぽく撮れない。
レンズをUV TOPCOR 35mm F3.5 にしてみた。開放でしか撮れないレンズ。
50mmより広く撮れたほうがそれらしく撮れるかもってことで。
なかなか車や人を上から見下ろせる場面がない。
今朝は雲が多くどんよりしていて、この時間だとまだ暗い。開放でもF3.5だし。それでも何かおもしろいのが撮れないものかとキョロキョロしながら歩く。
といってもいつもの散歩コースなのでほぼ知り尽くしているんだけど。
そうだ、あのベンチなら、と思って撮った。
人がいたらおもしろかったかもしれないね。ベンチだけだといまいちだった。
よく考えたら、あのベンチ、座ったことないかも。いつも見ているベンチでも、座ったことあるベンチって、意外と少ないかもしれない。
本城直季さんのスモールプラネットっていう写真集を見ていいなあと思ったのは何年前のことだったんだろう。今でもその写真集は持っている。
似ても似つかない写真しか撮れない。
もっと高くて見晴らしのいい場所に行かないといけないけど、それがなかなか叶わない。
諦めて、庭の葉っぱでも撮る。
このティルトとかあおりとかいう表現もあるようだけど、このアダプターは別の用途でも使える。逆向きに角度をつければ、テーブルに置いたモノの手前から奥までピントが合ったのを撮れる。
わかりにくいけど、角度ついてるけどポストカード全体にピントがきてるはず。
今度これでカメラ撮ってみよう。
春に咲く花のつぼみをつけた状態で葉が落ちる木は枝を払いにくい。ミズキと名の付く木はそうだ。これは土佐水木。葉っぱに厚みがあって、触りたくなる。
秋が深まってきたなあ。
見下ろした白いベンチをミニチュアに撮れたらいいな課題ができた
TOKYO KOGAKU UV TOPCOR 35mm F3.5 / OLYMPUS PEN-F
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?