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吃音が治った人をみつけました!

 幼い頃の吃音は、自然に治る人が一定数います。

 しかし、成人後も吃音がある人が、完全に治すのは難しいというのが、現状だと思います。

 その中で、私はこれで吃音が治ったという方が、noteで書いておられたので、紹介したいと思います。

 現在、ソプラノ歌手をしている、かわいらしい女性です。

 noteでの名前は、「3103」さんといいます。

 3103さんの吃音のタイプは、「最初の音が全くでない」ということです。特に、カ行が苦手で、苗字が「き」で始まるので、名前が言えずに困ったそうです。

 これは、私には良くわかる話で、名前は言いかえができない為、苦手になる人が多いのです。私もです。

 しかし、歌だけは、全く吃音はでないので、会話が全部歌だったら良かったのにと思っていたそうです。

 ごくまれに歌でも出る人がいるようですが、私も含めて歌はどもらないという人が大多数です。なぜかというと、よくわかりませんが、「リズムにのる」というのが大事ではないかと思います。

 確かに、どもっている時は、全く「リズム」にはのっていません。

 3103さんは、特に吃音を意識して直そうとしたのではなく、以下のようなことをしているうちに、自然によくなったようです。

①声楽のレッスン、毎日の発声練習

②アパレルの仕事を5年ほど勤める。仕事で経験を積むうちに、自分が相手と話すのに「心地の良いペース」があることに気づいた。

③本番を増やす。仕事、歌、トークありのコンサートなど、しゃべる機会を増やした。

これをみると、やはり逃げずにつねに挑戦しているのが分かります。

また、「心地のよいペース」というのは、私には初耳でした。

 さすが、歌い手さんといいますか、言葉にも自分に合った「リズム」を取り入れているのではないかと思われます。

 私も勉強になりました。

 吃音を持つ人だけでなく、広く読んで貰えたらと思い、紹介させていただきました。

 3103さん、ありがとうございました!

追記

 こちらでご紹介した3103さんは、残念ながらnoteを退会されたようです。この記事は、多くの方に読まれているのでそのまま残したいと思います。また、復活されることがあったら、歓迎したいと思います。

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