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私は、「ひのえうま」の男です。

 「負け犬の遠吠え」で有名な、人気エッセイストで、酒井順子さんという方がいます。

 私は、酒井さんと面識はありませんが、ファンの1人です。

 酒井さんは、昭和41年(1966年)9月生まれで、4月生まれの私と同級生です。

 また、出身地も近いことから、「その辺にいた女の子」という感じで、一方的に親近感を持っています。

 また、プロである酒井さんにこんなことを言うのは、おこがましいですが、文章がすごく分かりやすいです。

 多分、育った時代や背景が近いということもあると思います。

 酒井さんが、最近出した本で、「駄目な世代」というのがあります。

 酒井さんの世代の事を書いた世代論なのですが、その中で、

「ひのえウーマンの強気」という項目がありました。

「ひのえウーマン」という言葉は、「女性自身」の記事にあったそうです。

 酒井さんと同じ、「ひのえうま」の女性の事です。

 昭和41年は干支でいうと、「ひのえうま」に当たり、出生率が急激に落ちたことで有名です。

 なぜ、落ちたかというと、「ひのえうまに生まれた女性は、夫を食い殺す」という、迷信があったためです。

 出生率の経緯を見ると、昭和40年が2.14、41年が1.58、42年が2.23となっています。

 「ひのえうま」生まれの有名な女性といえば、秋篠宮妃の紀子様、小泉今日子さん、斎藤由貴さん、国生さゆりさん、RIKACOさん、江角マキコさん、有森裕子さん、鈴木保奈美さん、安田成美さんなどと書かれています。

 また、眞子さまの婚約者の小室圭さんのお母さんも「ひのえうま」だそうです。

以下引用です。

 怒らない世代である我々は、よく言うなら他者に寛容。悪く言うならモラルの観念が薄い、のかもしれません。他者に寛容ということは自らにも寛容なのであり、不倫に際しても「それは絶対にしてはならないこと」ではなく、「好きになってしまったら仕方がない」ということになる。

 紀子さまもまた、「他者に寛容」な、ひのえウーマン。娘を信じたからこそ、娘の交際相手にいちいち口を出さず、交際を許したのではないか。そして小室ママは、「子供の学費、彼に出してもらってもいいかな。いいよね?」というノリの、自分に寛容なひのえウーマンなのではないか。

 そうしてみると、ひのえウーマン達が、人数が少ない割には何かとお騒がせがちなのは、確かな気がしてきました。

 ひのえうまの男子である「ひのえマン」についての話題は世にあまり出てきませんが、ひのえウーマンはよくも悪くも、のびのびと自らの欲求を開放している。社会を変革する気はさらさら無いのですが、「自分の変革」に関しては、積極的なのです。

 「今後もひのえウーマンたちから目が離せない!」のは確かな気がします。

 引用終わり

 ひのえマンの私としては、ひのえウーマンは同士のように思っています。

 人数が少ないだけに、同級生の人と会えると親近感を感じます。

 酒井さんが言うようにひのえウーマンがお騒がせがちなのかどうかは、分かりません。

 しかし、愛すべき、ひのえウーマンをこれからも注目していきたいと思います。

 また、話題に出ることの少ない「ひのえマン」といわれますが、私は「一隅を照らす」ような人になりたいと思っています。

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