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大田区民限定の神アプリ『はねぴょん健康アプリ』がめっちゃ面白い

大田区には謎の神アプリがあります。

入れるだけで大田区生活が1,000倍楽しくなります(当社比)

それがこの『はねぴょん健康ポイントアプリ』というアプリです。
はねぴょんは大田区のマスコットキャラクターで、どことなく埼玉県深谷市を連想させますが、あくまで東京都大田区のマスコットキャラクターです。

(仲もいいらしい)

頭には(おそらく)羽田空港をイメージした飛行機が載っており、公式Twitterもある大田区のミッキーマウスです。

マイナンバーのところにも使われている飛ぶ鳥を落とす勢いでの人気キャラクターですね。

大田区のPokemonGO

それでは実際のアプリについて。

このはねぴょん健康アプリ、どんなアプリかというと要するに大田区のPokemonGOです。歩いて遊ぶ感じのゲームです。

どんだけあんねん

というぐらいポケストップ(はねストップというべきか)があります。

しかし、この密度もよくよく考えたら当然
PokemonGOは世界中で楽しまれているアプリですが、はねぴょん健康アプリはもちろん大田区限定
Wikipediaによれば地球の陸地の総面積は147,244,000km²。これに対して我が大田区の面積は約60km²
単純に考えてPokemonGOの245万倍ぐらい濃密な遊びが楽しめるはずです。(適当)

なぜ大田区民にだけこんな楽しい遊びが用意されているのかは当の大田区民もよく分かっていませんが、基本プレイ無料というかもう全部無料、というかすでに区民税という形で強制課金しているのでもう遊ばなきゃ損!

凄まじい爽快感で、山王口でて右へ行くだけで10匹ぐらいのはねぴょんが捕まる計算です。尋常じゃありません。

どこよりも大森のランドマークっぽい大森貝塚公園(品川区)へ行くとはねストップが消えるあたり区割りの闇を感じますが、仕方のないことです。
おとなしく60km²を満喫しましょう。

基本はとにかく歩いてポイントを貯めるアプリ

先ほどのはねストップを集める機能もあるのですが、実ははねストップ(仮)機能(ミッション機能というらしい)、半年以上このアプリで遊んでいて、この記事書いて初めて気づきました。これから楽しみます。

実ははねぴょんアプリのメインの機能は歩数計
日々歩くとそれが記録されて(GoogleFitと自動連携。すごい)、何ヶ月に一回か、その歩数に応じてたまったポイントに応じてプレゼントがもらえます
定期的に区切りがあるあたり、なんとなくドラクエウォーク感があります。

歩く → ポイントたまる → プレゼントもらえる

というのがこのアプリの基本的な楽しみ方になります。
シンプルなんですが、はねぴょんがとにかく可愛いのでめっちゃ楽しいです。

前日の歩数に応じてログボ的にポイントがたまります
あつ森のタヌポートで貯まるマイルみたいな感じです。

これが本当にかわいいので毎日起動してしまう!!

賞品の大人のチカラ感が半端ない

可愛いはねぴょんと大田区のはねストップ(仮)を巡ったり、歩数を歩いてポイントを貯めたり、それだけでも本当に楽しいのがこのはねぴょん健康アプリ。

歩いてログボ確認するだけなんで、とにかくシンプルなんですよね。なんていうかちょうどいいです。これだけでも十分優等生アプリ。

ですが、はねぴょんアプリの真骨頂はここから。

よくゲームのログインボーナスだと、モンスターボールとかゴールドとかもらえますが、はねぴょんアプリはバック(運営)が区ですから。

大人のチカラをひしひしと感じる半端ない賞品たちがもらえます。物理的にマジでプレゼントが受け取れます。(写真は全てイメージ)

→はねぴょん健康アプリ景品一覧
http://www.city.ota.tokyo.jp/smph/seikatsu/hoken/kenko_dukuri/kenkopoint/keihin.html

まず自転車

ゲーム機

ワイヤレスイヤホン

そしてもはや普通にクオカード商品券

さすが大人のアプリです。現ナマ感半端ありません
一応抽選になるのですが、参加者が少なかったのか運が良かったのか、実はこれを書いている私もふつうに当選しました

区に身バレすると怖いので内容は伏せますが、1円も課金せずに(区民税課金はしてるけど)アプリで遊んでいるだけでふつーにプレゼントが送られて来たのはマジで衝撃でした。
オアシス内の買い物が配送されてくるレディ・プレイヤー1感があります。

歩いてるだけでリアルに自転車が送られてくるアプリは早々ないのではないでしょうか。

日常がゲーミフィケーションされる面白さ

先ほどプレゼントが送られてくるのがレディ・プレイヤー1っぽいと書かせて頂きましたが、まさに映画のように、このはねぴょん健康アプリを使うと『日常がゲームっぽくなって面白くなる』不思議な感覚があります。

一時期AR(Augmented Reality=拡張現実)という言葉がそれこそPokemonGoによって大ブームになりましたが、このはねぴょんアプリはまさにそういう面白さがあると思います。

歩数カウントによって歩くという行為そのものにも、信じられないぐらい数のあるはねストップ(仮)によって見慣れた風景につけられる"意味"も、
大田区のリアルに新しい要素を加え、現実を拡張してくれるのがこのはねぴょんアプリだと感じます。

歩数計も、ただカウントするだけでなくあなたの歩数はいま区で何位です!って毎日表示されるんですよね。ランキングも一覧表示されます。
これがなんか楽しくて、大田区っていうすごい狭い地域で謎の区民ランキングが行われるシュールさが本当に面白いです。
この一位の何十万歩も歩いとる人、大田区のどこ歩いとんねん!!みたいな。
メガドンキホーテですれ違った人もそれぞれ区民ランキング何位かに位置してるわけで、もしかしたらレジで目の前に並んでいる人が区民ランキング1位の××さんかもしれません。毎日、テラフォーマーズのマーズ・ランキング的な緊張感があります。それはないけど。

これはログインボーナスが物理的にマジで送られてくるのを体感して頂くぐらいの衝撃がないと、なかなか味わいにくい部分かと思いますが、『とにかく大田区での日々がめっっちゃ面白くなる』のが醍醐味の神アプリなので、皆さまぜひダウンロードしてみてくださいね。

→アプリダウンロードはこちらから

なぜ神アプリは生まれたのか…大田区民が不健康すぎる問題

正式名称なんだっけ?と思いながらGoogleで検索していたら、こんな記事を見つけました。

実はこの神アプリが生まれた理由には、大田区民が不健康すぎる問題が背景にあったそうです。

大田区では区民に対してアンケート調査を行いました。その結果、「健康寿命が男女とも東京都の平均以下」、「国保被保険者の生活習慣病の有病率が23区で一番高い」、「若年層に運動習慣のない人が多い」、「がん検診の受診率が、国の目標である50%を下回っている」など、さまざまな健康課題を抱えていることがわかったのです。(区長へのインタビュー記事より)

やばすぎるわ、、、

健診受けないわ、
運動しないわ、
結果として生活習慣病けかえるわ、
そして健康寿命短くなるわで完全に負のループ
に入ってます。

よくためしてガッテンで健康自治体が紹介されてりしてますがその真逆。これじゃ不健康自治体です。こんなに緑も多くて坂多いのに、、(ヨーロッパのどこかの国で坂の多い地域はよく歩くために健康寿命が長かった気がします)

そこで楽しく健康づくりをしようというのが、はねぴょん健康ポイントアプリだったわけです。

運動したり、歩いたりすることは大事ですが、こちらの一方的な“押し付け”や“楽しめないもの”であっては、一過性のものにとどまり、長く続けることは難しい。そこで、はねぴょん健康ポイント事業は、高齢の方や障がいがある方、親子連れなど、幅広い方々に楽しんでいただけるものになっています。(区長へのインタビュー記事より)

すごく建設的で、進んだ考えのもとつくられたプログラムだと思います。

大田区のスーパーアプリになるかも

そして実際使ってみるとこのアプリ、それ以上のポテンシャルを非常に感じます。

アプリ界では様々な機能を併せ持った“スーパーアプリ”(WechatやAlipay、LINEみたいな)が永遠の話題ですが、このはねぴょん健康アプリは大田区におけるスーパーアプリになるのではないかなと勝手に思ってます。

単純に、このアプリと一緒に大田区での毎日を過ごすのめっっちゃ面白いんですよね。
既にかんたんなSNS機能もついていて、区民の方が散歩で撮った写真を投稿してコメントしあってたりするのを見ると、地域コミュニティの未来をすごく感じます。町内会や学校、ボランティア等々と連携したりして、これからも色んな機能がどんどん追加され、もっと面白くなっていくんじゃないでしょうか。

そうなるとそれが魅力になって、はねぴょん健康アプリがあるから大田区に引っ越してくる人も出てくるかもしれません。逆にこういう取り組みが『コミュニティアプリ』のような形で全国に広がっていくのかもしれないと思います。

とにかく楽しく面白い(そしてプレゼントが半端ない)はねぴょん健康アプリ。大田区生活が1,000倍楽しくなる神アプリ、ぜひ遊んでみてください!

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