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▽ 私の数学教育論

結論を言わない証明問題
 証明問題といえば、「○○が成り立つことを証明せよ」というのが一般的な出題の形です。つまり、設問の中に結論「○○」を書いちゃうわけです。でも、「成り立つ」のが分かっているのを証明するのって、つまらなくないですか?

数学屋が売れる時代になってきた
 これまでの科学者のイメージは、何度も何度も実験を繰り返して、たった一つのことを発見する、そんなものだったでしょう。けれども、今は違います。数学の理論をポンと当てはめて、完成です。実験もへったくれもない。理屈が通れば、それでOKです。それができるのが、デジタル社会です。その際に必要なのは、執念ではなくて、アイデアです。良いアイデアはすぐに実装されます。

「3」のマジック
  言いたいことは「1 や 2 だけでは一般化できないが、3 までやれば一般化できる」、だから「2でやめるな。3までやれ。4はいらない」。私のわりと真面目な数学教育論です。人間関係、ドミノ倒し、ババ抜き、足し算、掛け算を取り上げて例証します。

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