なにかおかしいピーゾンさん 15 「期間限定ポイント」
※この物語は妄想世界の産物であり、実在の人物・団体とは
一切関係ありません。
また、特定のものへの批判中傷ではありません。
登場人物
ぼく:ヲタク。通販は基本的にコンビニやロッカー受け取り。
ピーゾンさん:大きな大陸からやってきた商人で通販会社の偉い人。
ぼ:ピーゾンさん、こんにちは。
ピ:せこいで。
ぼ:え?何がせこいんですか?
ピ:キミ以外におらんがや。
ぼ:ぼくがですか?
ピ:最近さっぱり買うてくれへんやんか。
ぼ:ちょうどこれっていう欲しい物が無くって。
ピ:調子がええ時は月に10万も買うてくれたのに、最近さっぱり
やんか。
おまけにポイントアップの時にまとめて買うて、せっこい
ポイント稼ぎばっかや。
ぼ:そりゃあポイントアップセールでまとめ買いして、後日
ポイントもらうのが一番お得なんで。
ピ:そんなせこい事しとらんで、普段からもっとバンバン買うてや。
ぼ:せこいって言えば、後日付く還元ポイント率は下がるし
期間限定ポイントとか、そっちの方もだいぶせこく
なってるような…
ピ:うっさいわ。こっちやって儲けなあかんのや。
ぼ:すぐに期限が来るからちまちま買わないといけないし
たいして欲しくないのにポイントがもったいないから
つい買っちゃうんだけど。
ピ:購入回数を増やしたらついで買いが増えるし、ポイントが
消える前にいらん物でもつい買うてしまう。それが狙いや。
ぼ:やり方がうまいと言うか、汚いというか…
ピ:ゼニが儲かったらそれでええねん。これからも仰山買うてや。
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