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あなたにふさわしい

deserve と言う単語が英語のなかでとても好き。

あなたにふさわしい、あなたにはその価値がある。

もちろん、よいことにも悪い行いにも使われるのだけれど、今までの過程や生き様ひっくるめて評価しているニュアンスがあるような気がするからだろうか。

私たちはあまりふさわしいという単語を日常言葉にしないように思いますが、いかがでしょう。

オックスフォード辞典で語源を調べると、

serve well or zeorously よく提供する、情熱やエネルギーを持って物事を追求する、とありました。

捧げた情熱やエネルギー、自らを賭した対応に対価としてそれが与えられると理解します。

夢にふさわしい、望むべきものにふさわしい自分に自らを高める努力をする、手に入った時、自分が望む、ふさわしい自分になったといえるのかもしれません。

淡々とふさわしい存在にその身を高めてゆくことに注力する日々。

わたくしは長いプロジェクトに関わることである種の諦観を身につけられたのは自分にとってよいことで、無駄な焦燥や思い通りにならないことをあまり嘆かなくなりました。

私の好きな短歌に、いたりうべしや、そは我知らず、歩み歩みゆくこの遠心、佐佐木信綱 なあります。

好きになった頃は至うべしやという途方も無さが良かったのですが、いまはそは我知らず、歩み歩みゆくという句に魅力を感じます。

それは自分が決めるなくではなく、神様ごととして、淡々と自らの道を歩くんだという様に読んでいます。

いつか神様に、You deserve this. といってもらえる日を楽しみに、私も歩を進めていくつもりです。



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