マガジンのカバー画像

シック・美・凛としたものへの考察

4
着物やファッション、花といったこの世に溢れる美しいものに対する小さな発見をこっそりお届けします。
運営しているクリエイター

記事一覧

お着物が好きになってからの変化

昨日から、中島要さんの着物始末暦を読み始めて、途端に少し江戸っぽいイントネーションが言葉の端に混じる様で、どうしたの?と言われました。笑 高田郁さんのご本を読んでいると、船場言葉で生まれ育ったわたくしには目に優しく脳内再生されて、本当に楽しいのです。江戸の言葉はどうでしょうと思いましたが少しずつ慣れてきている様です。 わたくしの生家はお洋服に関する商いを何十年もしておりまして(小売ではありません)、良いものかどうかは別にして身の回りにお洋服がたくさん溢れているところで育ち

やりたいことを美しくこなしていくために(その2)協奏曲の様に考える振り幅

今回はやりたいことが多岐にわたっている時に大事かなぁと思っていることを書き留めておこうと思います。 美しさと齷齪は両立させてはいけないものだと感じていて、時間やスペースの有無は別にして、そういうことへの愚痴も言わずにこなしていくのが身上なわけです。 時間割でこなすのはありやなしや いろいろなスケジュール管理や目標達成には時間単位、曜日単位でというのも多いなぁと思います。ただ、どうですか?いきなり飛び込んでくる急な用件、急な頭痛や不調。毎日会社に行かないライフスタイルは

丁寧と下手(したで)は違うもの

東南アジアで仕事していて困ったことのひとつが、丁寧にしていると「こいつ大したことないな」と徐々に尊大になり、無理な要求を押し付けてくる人が多かった。 あちらの国で学んだのは、言葉ができるのはビジネスでは決してアドバンテージではないのかもしれないという事だった。 相手にしてみれば、向こうからホイホイ自分の土俵に来てくれるのだからラッキーだと思ったのだろう。 そういうのはあちらの国だけかと思ったがそうでもないようだ。 たとえば、見積もりに少しかかります、といわれても構

揺れるコデマリ

ずいぶん長い間かけてなかったんですが、そろそろ。