現状について

このnoteでは自己紹介がてら、私のここ数年の状態など色々と振り返っていく自分語りをします。


唐突に、現在2022年11月時点で私は無職です。

簡単に経緯を説明すると、去年うつ病と診断され一年ほど休職したものの回復しなかったため退職しました。
そして無職のまま2022年を終えるかもしれない、という状態です。なので全然お金が無いです、もし引きこもりニートにできる仕事があったら紹介してください。

うつ病……大変ですね、本当。
子供の頃から希死念慮はある人間でしたが、診断される程の抑うつ状態になってからそれを実感する日々です、自分の意思とか関係なさすぎる。

人によって症状は異なると思いますが、私の場合は朝起きたら体が動かなくなっていました。
寝ている体勢から起き上がる、という動きすら難しかったです。前日までいつも通り働いていたのに、急にそうなったので本当に驚きました。
そこから1週間くらいは座るのも一苦労で、寝床から動くこともまともにできませんでした。
激しいめまいと動悸と吐き気、それに加えて地球の重力が10倍にでもなったのかと勘違いするほどの倦怠感に襲われていました。
その間できた事といえば這いずってトイレに行く程度で、あとはひたすら寝るかスマホを流し見ていた気がします。
その期間の記憶はあまり無いです。
多分ご飯もほとんど食べていなかった気がします、全然痩せなかったけど。
実家暮らしだったのが私の場合、幸いでした。

そこから、なんとか二足歩行ができるまでに回復したタイミングで病院に行きました。
当時主治医だった医師に症状を伝えたところ、同じ病院の心療内科を紹介され、そこで『うつ病』と診断されました。
びっくりはしませんでした。まぁそうだよねって感じでしたし、その時はびっくりする元気も無かったです。

今はうつに関しては、そことは別の所に通っています。不満があったとかではありません、私が病院を変えたのは発達検査を受けるためでした。

休職する時のきっかけとして、会社での急な異動だけではなく、新部署での業務が私に合わなかったことも大きな原因ではないかと考えていたからです。
最近『大人の発達障害』という言葉を聞く機会が増えましたが、自分もそうなのではないかと思って調べた時、その部署の業務内容が発達障害を持つ人にとって苦手なことだと知りました。
そのストレスでうつになったのかどうかを知りたかったのと、自己判断で自分には発達がある!と言うのは嫌だったので、はっきりさせたかったのもあります。

今もそうですが、私には社会での生きづらさと、人に迷惑をかけながら生きているという自覚がありました。
学生時代、集団行動が苦手だったり対人トラブルからのいじめや、それによる不登校などを経験していたことがその理由の一つです。
なので、休職していて時間があるし丁度いいタイミングだと思い、今も通っている病院を紹介してもらって発達障害に関する検査を受けたのです。

結果はグレーでした。(発達グレーに関して知らない方は調べてみてください、興味があれば)

それは、うつの診断の時と一緒で想定の範囲内でした。
前の部署で私は、優秀ではありませんでしたが上司から一定の評価は受けていました。新しい部署でも少しですが任される業務が増えていたので、それなりに信頼はされていたのかもしれません。
10代の時に勤めていたバイト先でも大きな問題はなく業務をこなせていました。
なので、もしかしたら自分の思い込みや性格の問題の可能性もあるなーと考えていたくらいなので、ショックよりむしろ少し安心しました。

働いている時の私は全ての事に対して、いっぱいいっぱいで常にギリギリでした。
新しい環境に慣れることもできないまま増えていく苦手な業務、意味不明なクレームや業務外の事を求めてくるお客様への対応、職場での人間関係も上手く築けていませんでした。
そんな色んなことに対して、頭の処理も心の整理も追いつかないまま何とか目の前の事をこなして、徐々に増していく希死念慮と一緒に働いていました。

致命的なことをやらかしてしまわないか恐怖していた私は「何故こんなにも弱くて無能である私の業務を増やすのか」と、当時の上司に対して思っており不思議でなりませんでした。でも検査を受けた後に「無理をすれば対応できるけど、無理していることが周囲に伝わりづらい特性がある」という説明を病院で受けました。
それは良く言えば、自分の無能さを誤魔化せていたということかもしれません。悪く言えば、私の報連相のできなさが如実に現れていたということですね。

そんな中で、まず『耳』がおかしくなりました。最初は詰まっている感じがするという程度でしたが、だんだん話し声が聞き取りにくくなったのと、めまいと耳鳴りが酷くなってきたので病院へ行きました。

自律神経失調症+メニエール病だと診断されました。

定期的な点滴と投薬でなんとか業務を続けていましたが「なぜ私はこうなんだろう、どうしてこんなに弱いんだろう」と思いました。
そして結局、最終的には冒頭で書いた動けない状態になってしまいました。ちなみに部署を異動してからと休職してからしばらくの間、約一年半くらいのほとんどお腹を壊してたのが地味に辛かったです。

グレーだと診断されて少し安心したと書きましたが、色々と問題もありました。

私は子供の頃から周りとどこかズレていました。みんなは分かるのに私には分からない。
みんなできるのに私はできない。
同じものを見ているはずなのに、そこから自分が感じている事と全く別のことをみんなは感じ取れる。
自分はみんなと同じ景色を同じ視点で見ることができていない、そう感じていました。
自分の何が、どこがどう悪いのか、それもよく分からないまま「早くまともになりたい」「普通になりたい」と思っていました。
大人になればどうにかなるのかもしれないと期待してましたが、思っていたよりどうにもなりませんでした。
子供の時と比べたらできる事は増えました。でも知識や経験を培っても、中身に関しては中学生で不登校になった時の私のままです。

必ずしも『みんな』に迎合しなければいけない訳じゃない、と現在では理解しています。でも『みんなと違う』ことが小学生や中学生の多感な時期だと、どれだけ大きな悩みになるか。
そういった子供時代の悩みを大人になっても引きずってしまうというのは、よくある事ではないでしょうか。

今でも
・空気が読めない
・デリカシーの無い発言をしてしまう
・話の流れが読めない
等のコミュニケーションに関しての問題点、懸念点が私にはいくつもあります。

相手が嫌な思いをしていても気付くことができない、というのが1番怖いです。
私の発言、態度、どこで、いつ言うか、それらによって相手の方やその周囲の方に不快感、恐怖、嫌悪感、その他の悪感情を抱かせてストレスを感じさせてしまうことが沢山あります。
後から「やらかした…!」と気付くことが時々ありますが、基本的には相手が嫌な思いをしていても全く気付けていないままです。相手の聞きたいことよりも、自分がその時に話さねばと思ったことを優先して話してしまいます。

そして、これらに悪気はないのです。

自分で言うのもなんですが、余計に厄介だと思います。
「そこまで自覚しているならどうにかしろ」と読んだ方は感じられると思います、私もどうにかしたいです。本当にごめんなさい。

嫌なことをその場ですぐに「嫌だ」と言える方は、そんなに多くないと私は思っています。
私は沢山の方に、私自身は気付かない内に、我慢させてしまったり傷付けてしまっています。

気付けないから何度もやります、最悪です。

他にも
・嫌味を言われてもすぐに気付けない(もしくは全く分からない)
・冗談が通じない
・本音と建前が見抜けない
・人の名前を覚えられない、覚えてもすぐ忘れる
・思い込みが強くて見当違いな事を言ってしまう
・暗黙の了解が分からない、伝わらない
などがよくあります。
うつや発達が理由じゃなくて、私のポテンシャルとか性格の問題なのかもしれませんが……ただ、学生時代に対人トラブルが起きたのはこういった部分も原因だったのだと考えています。
10代の時は今よりも様々なことに無頓着かつ常識もなかったので、周囲の人達に沢山の嫌な思いをさせてしまっていました。きっと今でもそうです。
自分だけが被害を被るなら我慢すれば良いだけです、でもコミュニケーションに関しては必ず誰かを巻き込んでしまうのが申し訳なくてしょうがないです。
改善方法は分かりません、模索中です。

それにも関わらずこれらの事を書いてどうなるのか、自分にも誰にも利益は無いかもしれません。でも現状を書き出して、私はこうなっている、こう思っている。
ただそれを書き留めておきたかったのです、それだけです。

私のことを誰がどう思うとか、そういったことを気にし続けるのに疲れていますし、最近ではどうでもいいと思えるように努力しています。(傷付けてしまう等の事は抜きにして)
このnoteも、他者の目をどうでもいいと思うための努力の一環といえます。ついでに、自分を見つめ直すことにも繋がれば御の字です。

私はこうして文章にする事が1番の思考整理になるので、楽しいような……難しいような、そんな感じですが定期的に書ければいいなと考えています。つまり何か目的とか、伝えたい事柄とかそんなのは特段ありません。自己満です。

書くことが目的なので。

もし最後まで読んでくれた方がいましたら、ありがとうございます。


誤字脱字は無視するか、こっそり教えてください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?