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閏から弥生 終止符

目の前の天井、点だらけの天井。私はこの天井を見て何を思うのか、別に何も思わないのか。もちろん後者である。もし前者であるフリをするのならば、「この点何個あるんやろお」という皆が思うようなことしか思いつかない。もっと先のことを見据えるのならば、「明日の手術後痛いのかなあ」だ。ん?こんな皆が思う普通のことなんてつまらない?んー、ならば私特有の恋の思考をするのならば、「あの日、始めてあの人と話した日もこの足の鉄板と釘とは共に居た。今ではもう少し過去の話である、この日のあの人の元へ駆けつけた思い出は、もうとっくに下に流れ着いているであろう。もしものことを考える。もし、この鉄板と釘を私の体内から抜くことによって溢れ出した血にこの大切な思い出が染み込んでいるとするならば。この大切な思い出と感情はどこかへ流れ私の元から消えていくのだろうか。」だ。
ん?口説くてつまらんだって?そんなのもっと前に私を止めてくれよ、、訳の分からない文を書いて恥をかいてしまったでは無いか、、、、、、

気を取り直そう!!!

3月とは終わりの季節と呼ばれる月だ。4月からは始まり、なので弥生の終止符という訳だ。最近、投げやりな毎日が続いています。バイトも恋愛も自分にも全てにおいて潮時かなと感じております。バイトだって何も繋がりもなく楽しくない何も無い時間にしか感じていません。
恋愛だって、莫大な愛はありますが、ただただ莫大な不安と過ごす毎日はとても退屈で窮屈で理屈を考える。まあ今、韻を踏んでみましたけど。ふふふ、という具合。
つまりどういうことかと言うと、莫大な愛があるだけでは、感情は繋ぎ止めれないという訳です。海の底にあるお城を探しているんです。でもその情報は不確かなのです。この先の見えない海底に潜り続ける不安、これが間違いだなんて思っていないけれど信じきれない自分がいます。底があるのか、もしその海底のお城に既に誰かが住んでいたら。なんてことがあれば、私は地上に戻れる自信がありません。息も続かない希望も無い地上へ戻れるほどの気力はきっと残っていないでしょう。時間は惜しいものです、帰ってきませんから。無駄というものを嫌う私にはこれはとてつもない苦行です。この海底に潜ってから沢山生き物も見れました、幸せでした。でも帰りたいです。何もいない時の水の中はとても退屈です。ほんとは地上に帰りたいです。でも今、帰るときっと後悔をします。何故ならそのお城にこだわっているから、私はこれじゃないといけないんです。根拠はありませんが、私はこれにどうしようもないくらい莫大な愛を抱えている。そしていつ考えてもこの答えにしかたどり着けないのが私です。"どうしてそんな根拠の無い自信で進めるのか"とそこに隠れていたクマノミに言われました。私だって分かりません、てか何で隠れてるやつにこんな事聞かれなきゃいけないんだ、、と思いましたが言うのはやめました。確かに根拠も無く進むのは無知ですが、でもこれに夢中になっている時がとても幸せなのです。空っぽの不安もない自分よりも、覚悟を決めて夢中になって悶えている自分の方が好きなのです、と答えてやりました。クマノミは"そこまで好きなことに出会えた貴方も、想われているものも、そんな今の自分に出会えたことも素敵だね。その道を進むのはとても苦行だと思うけど応援しているよ。その出来事は無駄なんかじゃなくて君の中で大切な強みになっていくよ、いい話をありがとう。"と言って去っていった。
くそお、、隠れてるくせに、、隠れながら良いこと言いやがって、、くそお、、、、さっき隠れてるくせになんて思ってごめんね、そんな風に思った自分の器が恥ずかしいよ、、くそお、、ぐぇ~、となった。
こんな出会いがあるこの水の中が好きだ、やっぱり地上に帰りたくない、なんて言うと嘘になるけど、水の中にはいたいと思うよ。

なんてことを書いちゃったりして。
この恋で、様々な感情と人の優しさにも苦しさにも妬みなど、純粋な感情とも醜い感情とも出会いました。こんなにもあの人に翻弄されていると考えると悔しいのと、とても億劫に感じますが。
本当は早くこんな感情を手放したいです。ですが私は、こんな感情にもとてもとても愛着があります。どうしても離し難いです、これでも愛してますから。
全てあの人のせいにしてやりたい、私の心の八割以上を占めるあの人がいるせいでこんなにも幸せで惨めだ
こんなに全てをあの人のせいにしている私は地獄に落ちてしまうのかな。
あー!今世はあの人と結婚して、来世はあの人と学校で青春してまた心奪ってもらおう。

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