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アイデアの出し方

皆さんはアイデアに困っていませんか?

急激なAIの発達により、これからの時代は、言われたことをただこなすような人はどんどん要らなくなっていきます。言われたことをこなすのは、AIの得意分野だからです。

人間の最大の武器は想像力だと言われています。誰にも思いつかないようなアイデアや、問題解決のための閃きは全て人間の脳内から生み出されています。

AIはアイデアから何かを作り出すのが得意ですが、0から1を生み出すのはまだちょっと苦手分野なのかもしれません。

ってことで、僕がよく使っているアイデアを思いつく2ステップを紹介します。


情報をインプットする

アイデアを作るには、その材料となる情報が必要です。

基本的に、アイデアは今あるものの組み合わせです。この世に完全な0から生み出されたアイデアはありません。トーマス・エジソンも、

「肝心なのは、いかに盗むかである」

という名言を残しているほどです。

アイデアは今あるものの組み合わせでしかないので、アイデアを作るために、組み合わせる元の情報をインプットしていく必要があります。

どんな情報をインプットしたらいいのか

基本的に、どんな分野の情報をインプットしても大丈夫です。むしろ、様々なところからインプットしていった方がいいです。

例えば、あなたがゲームを作ろうとしていたとします。そうしたら、ゲームに関連してそうなワードを検索しますよね。でも、それは間違いです。

「良いアイデア」は、視野が広くないと生まれてきません。一見関係のないような情報を大量にインプットしていきましょう。

個人的におすすめなのが「芸術」に触れることです。普段はあまり聞かないようなジャンルの音楽を聴くのもいいですし、小説や美術館に行くのもいいです。

とにかく、自分の脳に大量の情報を与えましょう。

アイデアをアウトプットする

アイデアをアウトプットするにあたって、重要な部分が2つあります。

忘れてOK

「せっかくインプットした情報を忘れていいの?」と思うかもしれません。僕も最初はそう思いました。

まず、人間の脳というものは、並列的に作業をしています。
例えば、自分の作業に集中しながらも、呼吸をし、周りの状況も見ることができます。
つまり、人間の脳は、非常に多い量の問題を同時に処理することができるんです。

なので、自分が忘れたと思っている情報も、脳の中では忘れていないことも多いので、インプットした情報については考えなくても大丈夫です。

無意識に任せる

基本的にアイデアは無意識が勝手に作ってくれます。ここで、無意識に任せるためには何をしたらいいのでしょうか。

答えは、リラックスすることです。

人間のリラックス状態は、脳波が司っています。
脳波を簡単に説明すると、

興奮状態のβ波
リラックス状態のα波
睡眠状態のθ波、δ波

があります。

興奮状態のβ波は、集中力がない状態です。この時、柔軟な発想をすることはできません。脳がそれに適している状態じゃないからです。

イライラしている時に、いい発想はできそうではないですよね。

逆に低周波数である、リラックス状態のα波の時は、人間は非常に柔軟な発想をすることができます。
よく小説家は、眠る前にアイデアが思いつきやすいので、枕元にノートやメモ帳を置いておく人が多いようです。

また瞑想をすると、脳はα波以下の低周波になるそうです。瞑想ってすごいですね。

「リラックス状態にいるとアイデアを思いつきやすい」というのはかなり昔から言われていて、「アイデアのつくり方」という本では、

極上のアイデアは、諸君が最も期待していないときに
突如現れるだろう

と書かれています。

まとめ

ということで今回はアイデアの思い付き方について話しました。

いいアイデアを思いつくには、脳に大量の情報をインプットして、それを無意識に任せる。リラックス状態のα波になると思いつきやすいです。

皆様も、リラックスする時のルーティーンや、「これやったらリラックスできるよ」みたいなのを作っておくといいと思います。

ではまた!