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アヴェルヌスからの上昇を使ったデッキでミシック到達(2022/7)

天啓環境から避難した時以来にアルケミーを触りましたが。
久々にオリジナルデッキでミシックに到達できたので記事を書いてみたい気分になった。今回のデッキはダイヤから三日ぐらいでミシックについたのでだいぶ勝率が良かったと思う。
(デッキ調整してたら勝手にミシックについた)
今回使うデッキはジカルダ教の福音者アヴェルヌスの上昇の二枚を組み合わせたデッキ。

土地は適当、魂力の土地ぐらいは混ぜた方がいいかも

ピン刺しが多いのは、アヴェルヌスからの上昇で全体リアニメイトする都合上、伝説ダブりのデメリットが大きいから。(それでも2枚刺しぐらいにはしてもよいけど好みによる)
序盤からクリーチャーを並べて盤面を作って、墓地がたまったらアヴェルヌスからの上昇をX=3で打って勝ち。
(戦乙女を大量に釣り上げると盤面が凄いことになる)
それまでに土地を6枚並べたいので両面カードが多く入ってる。

アヴェルヌからの上昇をどうしても使いたくていろいろなデッキを考えていたが、ジカルダ教の福音者のコピーを作り出してその後に捨てるという挙動がとても嚙み合っていた。
4マナを支払い、ジカルダの福音者を二回出すという動きをするだけで、墓地に二枚のジカルダ教の福音者が捨てられるので。盤面と墓地での総数が4枚になる。 (面倒なので今後は福音者と上昇とだけ呼称する)
 
その後に相手の全体除去で盤面が空になった後に5マナでX=2の上昇を唱えれば4枚の福音者がリアニメイトしさらに4枚捨てるので合計8枚の福音者が存在することになり、2回目の上昇では16枚で、3回目の上昇で32枚の福音者にまで分裂する。
執筆時点のアルケミー環境に全体除去は少ないようで、そんな都合の良いケースは一度もなかったが、二ターン目に出して一枚捨てた福音者が、二回の上昇で4枚になって帰ってきて試合を終わらせたことは数多くあったし、そもそも福音者以外も纏めてリアニメイトするため、そこまで重要なことではないのである。
でも白のカード二枚だけでシナジーができてるのは楽しいし、ローテ後の一年はこのシナジーだけでも他の相性の良いカードと組み合わせれば色んなデッキが作れそうで、拡張性が高い。

勝ち試合はこんな感じの盤面になることが多い

ジカルダ教の隠された効果である「相手のパーマネントのタップ」というものがあるが、これがなかなか便利で大量の福音者をリアニメイトすることによって相手の全パーマネントをタップすることさえできてしまうので、元から盤面を守ってたクリーチャーで一斉に顔を殴れば大体勝てる。
 
一度リアニメイトを行うと、復活した福音者の枚数分の福音者が墓地に送られるため、手札にダブついた上昇が腐りにくいのもこの2枚の相性の良いポイントである。
(結構な頻度で過剰な数のタップ能力が発生し、カチカチ連打することになるのでスマホ向けのデッキではない)
一応アグロデッキ的な動きをするデッキなので、タップ能力でデカブツを寝かせてひたすら顔を殴る動きはとても強かった。

そして履修とも謀議とも相性がよい

手札に創造された福音者を捨てて1ドローに変換することができるため、一度上昇を吐いた後の息切れがしにくいだけでなく。デッキのソーサリーをアヴェルヌスからの上昇だけに絞ることによっで、履修呪文を運命の占者でアヴェルヌスからの上昇に変換できるという実質的な確定サーチを搭載している。
勿論、上昇で同時にリアニメイトしたタイミングでも後続の上昇をサーチできる。
(これが結構強かった)

このようなシナジーを意識してのエスパー色であり、以上に挙げたカード以外はほとんど自由枠といっても過言ではない。

このデッキの弱点と強み


意外と告別で負けた試合は多くない

リソース回復手段が多かったため、コントロール相手にはだいぶ強かった。
(告別2回打ってきたアゾリウスコントロールをリソース切れの負けに追い込めるぐらいには安定した火力はあった)
盤面をひたすら展開するデッキで、全体除去を撃たれた後に「上昇を必ず打たないとやることがない」ような状況が少なく。福音者の3/1スタッツをひたすら押し付けるだけでも相手が爆発してくれることが多かった。
(食肉鉤虐殺事件のナーフが結構な追い風だと思う)
それでも、黒単にコントロールされた挙句に真っ白を撃たれたときは、さすがに泡を吹いて爆発した。
全体追放自体はそこまで多くなかったが、効果のおまけとして墓地を追放してゆくカードが辛く、負け筋になることが多かった(墓地の侵入者とか)。

一番多い不利マッチは、【舞台座一家のお祭り騒ぎ】を使ったライフゲインデッキで数が多かったのもあって結構負けた。
(先行取れば微不利ぐらいだけど、こっちより早いアグロはしんどい)

一つ一つのカードを挙げていったらキリがないのでこの辺にしておくけど、久々に楽しくて勝てるデッキを作れたのは素直に嬉しいかな。


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